服装のコーディネイトの仕方について
「女性と会う時にどんな服装をすればいいですか?」
「女性に好かれるファッションを教えてください」
という質問をいただきましたので、今回はファッションについて説明したいと思います。
ファッションについて
ファッションとは本来「流行している服装」のことを指しますが、現代の日本においては「他人の目を意識した服装」のことを指すようになりました。
本能については著書においても説明しましたが、女性(メス)は男性(オス)に選ばれる為に自分の価値を少しでも上げようとする傾向があります。
たとえば、化粧、ダイエット、美容、グルメ、エステなどがそうですが、ファッションもそのうちの1つであり、女性はファッションについてよく知っている為、「ファッション(服装)がその人の内面を表す」ということを感覚的に理解しています。
その為、女性はファッションを見るだけでその男性がどんな男性かを直感的に推測することができます。(その感覚が合っているかどうかは別問題)
この際、女性に直感的に「ダメな男」だと思われてしまえば、コミュニケーションをとる前に敬遠されるようになってしまうので、服装で女性に嫌われないようにファッションを整えることが大切になってくるのです。
ファッションレベル1:BSPをマスターする
BSPとは「Basic(基本)」「Standard(標準)」「Plain(簡素)」の頭文字をとったもので、基本的で標準的であっさりした服装という意味です。
恋愛において最も重要なことはあなた自身が女性に好かれることであり、その為には女性に服装で嫌われないようにしなければなりません。
女性に好かれる(嫌われにくい)服装の決め方は
「万人に嫌われにくい服装にするパターン」
「相手の好みに合わせるパターン」
「自分が売りたいキャラクターに合わせるパターン」
の3種類があることは「超実践的恋愛講座」でも説明しましたが、「真のモテ=より多くの女性に好かれる」為には「万人に嫌われにくい服装にするパターン」が最も有効となります。
たとえば、主食。
日本では基本は白米、それをアレンジしたものがカレーライスになります。
白米が大好きという人はあまりいませんが、「白米が嫌い」という人もほとんどいませんよね。
それに対し、カレーライスが大好きという人はいますが、同じように「カレーライスは嫌い」という人もたくさんいます。
基本:白米 = 大好きな人は少ないが、嫌う人も少ない。つまり好き嫌いがあまりない
アレンジ:カレーライス = 大好きな人もいるが、嫌う人も多い。つまり好きか嫌いかはっきり分かれる
このように、基本的なものほど好き嫌いが分かれにくく、アレンジされたものほど好き嫌いがはっきり分かれやすくなります。
これはファッションについても同じで、基本的なアイテムや服装ほど好き嫌いが分かれにくく、特殊なアイテムや特化した服装ほど好き嫌いが分かれやすくなります。
もしこれが「服装を好きになってもらう」のであれば後者でもいいのですが、恋愛ではたとえ服装を好かれたとしても中身で嫌われてしまえば意味がありません。
大切なことは「人として好かれる=内面」であり、服装はあくまでそこにたどり着くまでのステップでしかありませんので、服装に特化して人間性を見てもらう前にNGの女性を作ってしまうより、服装はスルーしてもらって人間性を見てもらうようにすることが得策なのです。
女性が見る順番の一例 ①服装 → ②顔 → ③行動 → ④コミュニケーション → ⑤考え方 恋愛のセオリー:「①服装」でNGにならないようにする |
基本的なアイテムと服装
料理やスポーツに基本があるように服や服装にも基本があります。
ファッションの基本を全て説明するとそれだけで終わってしまいそうなので、最も重要な「アイテムの種類の基本」と「アイテムのカラーの基本」を説明したいと思います。
アイテムの種類の基本
たとえば、インナーには「Tシャツ」「タンクトップ」「ヘンリーネックTシャツ」「ポロシャツ」などの種類がありますが、最も基本となるのは「Tシャツ」であり、女性に最も嫌われにくい服もTシャツになります。
その為、基本的にはTシャツを着るようにすることが望ましいです。
基本:Tシャツ:最も嫌う女性が少ない
特殊:タンクトップ:ほとんどの女性が嫌う
特殊:ヘンリーネックTシャツ:マッチョで男らしい外国人であれば似合うが、一般的な日本人が着るとじじ臭くなり、ほとんどの女性が嫌う
特殊:ポロシャツ:上手く着こなせばオシャレに見えるが、エリはシャツ合わせの方がオシャレに見えるので、ポロシャツを着る意味はない
アイテムのカラーの基本
アイテムのカラーにも基本となる色と好き嫌いの分かれる色があります。
光の三原色で言えば基本は「赤」「緑」「青」になり、色の三原色で言えば「シアン」「マゼンダ」「イエロー」になるのですが、服の基本色は「白」「黒」「グレー」「ネイビー」の4色になります。
基本:アイテムの基本色:白、黒、グレー、ネイビーの4色。とにかく外しにくい
上級:上級者の色:ベージュ、茶、カーキ、ボルドー。合わせ方が悪いと気持ち悪くなる色なので気を付けること
特殊:原色系:赤、青、黄色などの原色。色がキツいのでイメージに影響を及ぼす
特殊:ダスティ系:くすんで灰色ががかった色。上手く使えば落ち着きやワイルドさを表現することができるが、合わせ方が悪ければ清潔感を殺してしまう
BSPとはこれら基本的なアイテムと基本的なカラーだけで服装をコーディネイトしたもののことであり、そうすることで女性に絶対的に嫌われにくい服装にすることが可能となります。

BSPでコーディネートしたファッションの一例
なお、BSPファッションにも段階があり、レベル2では小物を取り入れ、レベル3ではこなれテクをマスターしていきます。
そうすることで、万人に好かれるオシャレさを身に付けることが可能となります。
ファッションレベル レベル1:BSPをマスターする |
※BSPの説明は本ブログでは最低限の説明になっています。各アイテムの種類や実際の合わせ方について詳しくは指導で説明しています
ファッションの8大要素
BSPの概念を理解することができたら、BSPを組む際に重要となるファッションの8大要素を理解していきましょう。
ファッションの8大要素 ①アイテムのチョイス |
①アイテムのチョイス
アイテム(服や靴など1つ1つ)のチョイスが良いかどうかは重要です。
全ての服の評価は同じではありません。
たとえば、Tシャツ(のデザイン)1つをとっても、変な動物の絵が描いてあったり、「忍者★」という文字が書かれているようなものであればダサいと思われてしまいます。
その為、より多くの女性が好むアイテムが良いのですが、好みが明確になるほど嫌いにもあてはまりやすくなるので、BSPを意識しましょう。
BSP:無地のTシャツ、ダメージのない普通のジーパンなど
ノットBSP:プリントTシャツ、ダメージのあるジーパンなど
・アイテムのデザインに気を付ける
基本的な形から大きく外れたデザインは避けた方が無難
絵や文字が入ったものは避けた方が無難
赤、黄、青、緑などの原色系は避けた方が無難
ペイントやダメージがあるものは避けた方が無難
七分丈、ハーフパンツなど普通より短い物は避けた方が無難
②サイズ感
あなたの身体とアイテムのサイズが合っているかどうかは非常に重要です。
なぜなら、それだけでかっこよく見えるからです。
わかりやすい例で言えば、女性がドレスを着ていると綺麗に見えますが、ダウンや毛皮のコートなどを着ていると変に感じないですか?
それはドレスが女性の身体のラインを上手く表しているからであり、ダウンや毛皮のコートは身体のラインを消してしまっているからです。
これは男性も同じで、身体に合ったものならばおれだけでかっこよく見えますし、ダボダボ、もしくはピチピチほど気持ち悪く見えます。
また、個々のアイテムのサイズによって全体のバランスがとれているかどうかも大切です。
たとえば、全体的にサイズが小さめなのにボトムスだけ大きかったり、トップスの袖が微妙に短いのにボトムスが微妙に長かったり、アイテム個々のサイズがバラバラだったりしても、バランスが悪いと思われてしまいます。
アイテムによっては、胴回りが太くて袖が短い物や胴回りが細くて袖が長めの物などがありますが、胴回りはあまり太くない物を、袖は手首が完全に隠れるくらいの長さの物を選んだ方が無難でしょう。
・アイテムのサイズのポイント
トップス:①肩幅、②身幅、③袖丈、④裾丈
ボトムス:①腰回り、②足回り、③裾丈
・アイテムのサイズが身体のサイズと合っているかに気を付ける
ピチピチ(小さ過ぎ)、ブカブカ(大き過ぎ)はNG
袖や裾が長すぎる、短いはNG
・全体的にアイテムのサイズのバランスが悪くないかに気を付ける
一つだけ大きい、一つだけ小さい、全体的にバラバラすぎるなどはNG
※ただし、わざと一部だけ大きい物や小さい物をチョイスしたりすることもある、要はバランスがとれているかどうか
③アイテムの組み合わせ
アイテムの組み合わせが合っているかどうかも重要です。
たとえば、基本的にはデニムのジャケットとデニムのパンツを合わせるのはNGですし(2015前期ではデニムオンデニムがトレンドになりましたが、トレンド=好かれるというわけではないですし、あくまで一時的な流行りなだけで基本的には無しの合わせ方になるので避けた方が無難)、ジャケットとパンツを両方チェック柄にするなど、同じ模様を合わせるのはNGです。(柄物はコーディネイトのうちの1アイテムだけに使うのが無難)
また、夏物の服に冬物の靴を合わせるなどもおかしいです。
・アイテムの種類の組み合わせに気を付ける
トップスデニム×ボトムスデニムは基本的にはNG
セーターの上にシャツなどは避ける(逆はOK)
重ね着のし過ぎ(4枚以上)は避ける(3枚まで。ただし見えなければOK)
カッターシャツの下に白色の肌着は避ける(透けて見えるとダサい。黒も明るい場所では透けるが見えにくいのでOK。なお、肌色は最も透けにくいが着ていることがバレると気持ち悪いと思われるのでNG)
・デザインや模様の組み合わせに気を付ける
インナー柄×アウター柄、トップス柄×ボトムス柄は基本的にはNG(というかBSPの基本は全て柄無し)
服に柄を入れた場合、他の服(面積の大きい部分)に入れるのはNGだが、小さい部分や小物※に入れるのはOK
※小物=帽子、マフラー、ベルト、靴、バッグなどのこと
・季節感のあるアイテムの組み合わせに気を付ける
麦わら帽子にブーツは基本的にはNG
パーカにカーディガンなど、おかしな組み合わせは避ける
④全体のカラーバランス
アイテムの色のバランスが全体的に合っているかどうかは重要です。
基本的には「同系色」や「3色」でまとめるとバランスが良いと言われていますが、かと言ってジャケットとインナーの色が近すぎるとのぺっとして野暮ったいですし、色をたくさん使った方がオシャレに見える場合もあります。
ただし、色をたくさん使うのは上級テクニックになるので、基本的には3色前後にすると良いでしょう。
・アイテム全体の色の組み合わせに気を付ける
モノトーンを基調にするなら+1色程度、モノトーン以外の色を基調にするなら、なるべく同系色でまとめた方が無難。ただし、あまりに色が近すぎるアイテムは装着する箇所を離すこと
⑤季節感
服装が季節に合っているかどうかは地味に大切です。
夏なのに革ジャケットを着たりブーツを履いたり、冬なのに麦わら帽子をかぶったり薄着だったりすると、季節感がないと思われてダサいと思われてしまいます。
季節感には「丈」「色」「素材」「デザイン」など、様々な要素が関係してきます。
・季節に合っている服装かどうか気を付ける(下記はNG例)
春:サンダル、ダウン
夏:長袖、ニット系、カーディガン、ブーツ、アウター全般
秋:サンダル、ダウン
冬:麦わら帽子、半袖、麻、サンダル、アウター無し
※これらはあくまで一例です
⑥TPO
TPOとは時(time)と所(place)と場合(occasion)のことであり、時と場所と場面を考えた服装であることは女性にとってとても重要です。
たとえば、少し高級なレストランやドレスコードが必要な場所にラフな格好(短パンやサンダル)では常識が無いと思われてしまいますし、浜辺でのデートにスーツでは堅苦しいと思われてしまいます。
その為、時と場所と場面を考慮したコーディネイトにする必要があります。
・時に合わせる
季節:季節感を参照
・場所に合わせる
カジュアルテイスト:居酒屋、公園、海辺、遊園地、動物園など
フォーマルテイスト:レストラン、バー、クラブなど
その他:旅行先なども考慮する
・場面に合わせる
カジュアルテイスト:アウトドア、レイブ、キャンプなど
フォーマルテイスト:パーティー、冠婚葬祭、コンサートなど
その他:相手の好みなども考慮する
⑦トレンド
トレンド(流行)に合っているかどうか、トレンドに遅れていないかどうかはあまり重要ではありませんが、上級者になれば取り入れるとさらにオシャレになる要素です。
ファッションには常にトレンドがあり、世間で認知のある最新のトレンドスタイルであったり、最新のトレンドアイテムを身に付けていたりすれば「オシャレ」だと思われ、中途半端に古い(半年前から1年前)のトレンドテイストであったり、中途半端に古いトレンドアイテムを身に付けると「オシャレに疎い」「遅れている」と思われてしまいます。
ただし、これは認知の問題であり、いくら最新のトレンドでも相手が知らなければ「ダサい」と思われてしまう恐れがあるので、基本的にはトレンドは避けるようにした方がベターです。
また、古いトレンドはダサいと思われてしまいますので、余裕があるのであればトレンドを調べ、微妙に古いトレンドのアイテムは身に付けないようにしたほうがいいでしょう。
なお、ファッションのトレンドを把握したい場合はインターネットで調べるよりもファッション雑誌を参考にしてください。
(インターネットの情報は古い可能性がありますし、誰が書いたのかもわからないようなものはアテになりません)
・トレンドを把握しておく必要があるが、トレンドを取り入れる必要はない
・半年から1年前のトレンドスタイルやトレンドアイテムは身に付けないように気を付ける
2014後期は迷彩が流行、2015前期はデニムオンデニムが流行、その為、2015後期以降に迷彩を取り入れたり、2016前期以降にデニムオンデニムを取り入れると遅れていると思われる
⑧アイテムの質
これはセンスはあまり関係ないのですが、良い物を着ているかどうかで女性の評価は大きく変わってきます。
質の良いものを着ていれば「素養がある」「経済力がある」「品がある」などと思ってもらえますが、質の悪い物を着ていると「子供っぽい」「経済力が低い」「品が無い」などと思われてしまう恐れがあります。
その為、余裕が出てきたら少しでも素材の良い物を着ることをオススメします。
・素材の良い物を着る(基本的には肌触りの良いものを選ぶこと)
Tシャツなど:ブランド品の肌触りを参考に
セーターやマフラー:ウール⇒カシミヤ
ダウンのファー:フェイク⇒ラクーンやフォックス
革製品:合皮⇒本革
など
●NGについて
ファッションのルールは「万人(多くの女性)に共通するセンスによるもの」と「個人個人のセンスによるもの」があり、ターゲットが決まっているのであればその相手(個人)のセンスによるものに合わせたファッションが良いのですが、基本的には不特定多数の女性を相手にする為、個人個人のセンスはわからないので、多くの女性が共感するポイントを押さえておくことが大切です。
その際、多くの女性がNGだと思いやすいポイントを紹介しますので、コーディネイトの際に参考にしてください。
・テーラードジャケット一辺倒は避ける
テーラードジャケットは男性を最もかっこよく見せてくれるアイテムであり、普段から着ていれば服で魅せることができなくなってしまいます。ここぞという場面でだけ着るようにすることがオススメです。
・胸元が大きく空いたTシャツなど
胸元の露出が多いとチャラい印象になりやすいので、胸元が大きく空いたTシャツなどは避けた方が無難です。
また、カッターシャツを着る場合も同様に、ボタンを開けすぎないように注意しましょう。
・白パンツ、黒パンツは避ける
白パンツは粋った印象があり嫌う女性は多いので、初対面では避けた方が無難です。
黒パンツは合わせ方が悪いと近寄りがたい印象を与えてしまうので、ファッション初心者にはオススメできません。
・全身黒色コーディネイトは避ける
トップスとボトムスの上下両方とも黒色の服装にしてしまうと、ダークで近寄り難い印象になってしまったり、ファッションを知らないダサい男と思われてしまうので、避けた方が無難です。
・柄パンツは避ける
柄パンツは女性っぽい印象があり、嫌う女性は多いので避けた方が無難です。
・ハーフパンツ(半ズボン)は避ける
ハーフパンツは子供っぽい印象があったり、すね毛が見えて気持ち悪いと感じる女性は多いので避けた方が無難です。
・ピンク色は避ける
ピンク色は「いやらしい」「チャラい」と感じる女性が多いので避けた方が無難です。
・水玉模様は避ける
水玉模様は女性っぽい印象があり気持ち悪いと感じる女性は多いので避けた方が無難です。
・絵やデザインプリントのあるものは避ける
絵やデザインプリントは好みが分かれるので、避けた方が無難です。
なるべくデザインのないシンプルなものをオススメします。
・ブーツは避ける
ブーツのデザインによっては、無骨すぎる印象があったり女性っぽい印象があって嫌う女性も出てくるので、なるべくであれば避けた方が無難です。
※ただし、ティンバーランドやレッドウイングのようなワークブーツ系ならOK
・ベルトに白色は避ける
ベルトを白色にすると女性っぽい印象になり、気持ち悪いと思われやすいので避けた方が無難です。
・トップスとボトムスに同系色は避ける
トップス(上半身)とボトムス(ズボン)の両方を同じ色味にするとパッとしない印象になるので避けた方が無難です。
・デニムオンデニムは避ける
トップス(上半身)とボトムス(ズボン)の両方にデニム素材を使うとダサいと思われやすいので避けた方が無難です。
・アクセサリーは避ける
時計以外のアクセサリーはチャラいイメージに繋がりやすいので避けた方が無難です。
どうしても身に付けたい場合は革のブレスレット1つだけやリング1つだけとかにしましょう。
金属のブレスレット、玉系のブレスレット、ネックレス全般は(イメージ戦略※による着用でないのであれば)絶対に避けましょう。
※イメージ戦略とは
「チャラい雰囲気を好む女性に対してわざとチャラさをアピールする」、「セレブさをアピールする時にわざと高価なアイテムを身に付ける」など、相手に与えたいイメージを与えられる行動(戦略)をとることで、相手が受けるイメージ(こちらのイメージ)を操作すること
ファッションレベル2:小物を取り入れる
BSPを完全にマスターしたら、次は小物を取り入れていきます。
変更の優先順位別小物の種類①眼鏡(かけている人だけ) |
なお、バッグ(カバン)は基本的にはデートでは持たないようにした方が無難です。
また、⑧以降は基本的には必要はありません。
※本ブログでは最低限の説明になっています。各アイテムの選び方や合わせ方について詳しくは指導で説明しています
ファッションレベル3:抜け、外し、差し、崩し、重ね、入れ、羽織り、寄せ、グラデをマスターする
BSPを完全にマスターし、小物をキチンと押さえることができるレベルになったら、最後に抜け、外し、差し、崩し、重ね、入れ、寄せ、グラデをマスターしていきます。
ファッションテクニック一覧抜け:抜け感。肌を適度に露出すること。基本的には首、手首、足首を適度に出すことだが、全部出せばいいというわけではなく、バランスが大切 外し:全体的な統一感をあえて部分的に崩すこと。1か所だけ異色のアイテムを取り入れること 差し:差色。全体を同系色や同じ明暗で揃え、1色だけ目を引くカラーにすること 崩し:あえて部分的に着崩すこと。シャツの出し、ボタンの外しや掛け違い、襟抜きなどなど 重ね:アイテムを重ねてこなれ感や輪郭を作ること 入れ:部分的にインすること。帽子の髪の毛、シャツのエリ、ズボンのシャツ、ブーツのズボン、マフラーの一部など 羽織り:上着を羽織ること 寄せ:目を向けたい箇所の周辺に重要なアイテムを配置し、中心となる箇所や関係の無い箇所はあえて簡素にすること グラデ:グラデーション。一方向に徐々に色合いや明度を変えていくこと |
ただし、これらのテクニックは非常に難しく、上手に取り入れる為にはBSPを完全にマスターするだけの知識と感覚が必要であり、ファッション初心者が雑誌の知識や他人のコーデを見よう見まねでやっても確実にダサくなるので、BSPをマスターするまでは行わない方が無難です。
服装で女性に敬遠されている男性は案外多いものです。
逆の立場で考えてみてほしいのですが、服装が変な女性は近寄りがたいと思いませんか?
服装は意識にも無意識にも多大な影響を与えています。
同じように、女性も男性の服装を見て、近寄りやすいか近寄りがたいかを無意識に感じ取っています。
とにかくファッションレベル1をキチンとマスターしてみてください。
それだけで、服装で女性に嫌われることが無くなり、あなたの出会いの可能性は何倍にも増えることでしょう。
(アイテムの種類について詳しくはこちらで説明しています)