メンズファッション
今回はファッションにおけるアイテムの種類について説明したいと思います。
ファッションが全くわからない方にもわかりやすいように図鑑のような形式で紹介していますので、是非ご活用下さい。
「服装のコーディネイトの仕方について」で説明しているように、
恋愛におけるファッションの基本はBDSであり、それさえ習得できれば万人に嫌われにくい服装にすることが可能になるのですが、最初は服の種類がよくわからないと思います。
そこで、この講座では特に有名な服の種類(アイテム)について説明します。
また、最後にはファッション用語一覧を設置していますので、このページをブックマークしておけばファッションについてわからないワードがあった時にすぐに調べることができて便利です。
なお、掲載写真は主にユニクロ、GU、H&Mのものを引用させて頂いているのですが、その理由はこの3つのメーカーが恋愛初心者にはとても良いからです。
まず基本かつ王道となるアイテムをほとんど押さえてくれているので、買い物の際にアイテムを揃えやすく、
デザインもBDSのものが多いので外しにくいです。
次に生地の質がとても良く、ユニクロは生地がしっかりしていて長く着続けることができますし、H&MのTシャツなどは肌触りが良く着心地が良いです。
そして、これらのショップは一般的なメーカーに比べてリーズナブルなので、種類を揃えやすいというメリットがあります。
個人的にも非常にオススメなので引用させて頂いております。
(その他のオススメのメーカーについては、授業で担当者に直接聞いてください)
青:BDS
紫:上級者向け
赤:BDSではない
トップス
タンクトップ
出典:H&M
タンクトップは袖の無いインナーです。(わからないファッション用語は末尾のファッション用語一覧をご覧ください)
なお、タンクトップは一定数嫌う女性がいるのでオススメできません。
Tシャツ、ロングTシャツ
Tシャツは袖の付いたインナーで、袖の短いものを「Tシャツ」、肘までの物を「五分袖Tシャツ」、肘より少し長いものを「七分袖Tシャツ」、手首までのものを「ロングTシャツ」または「ロンティ」と言います。
Tシャツの名前の由来はシャツを開いた時にTの字に見えることからです。
TシャツはBDSを体現したアイテムと言えるほど万人に嫌われにくいアイテムになりますので、基本的にインナーはTシャツを着ると覚えておきましょう。
クルーネック、ラウンドネック、Uネック
出典:ユニクロ
クルーネック、ラウンドネック、Uネックは首の部分が丸くなっている服及び首元の形のことで「丸首」とも言います。
クルーネックは浅めの首元、ラウンドネックは丸首全般、Uネックは深めの首元を指しますが、そこまで細かく認識している人はほとんどいないのでまとめて「クルーネック」と呼んでも(たぶん)差し支えありません。
(ただし、相手の女性がアパレル関係の場合には「え?これ、クルーネックじゃなくて○○ネックなんですけど…」といった違和感を与える恐れがあるので、言葉は相手の知識レベルに合わせて使うことが大切です)
丸首は柔らかい印象やカジュアルな雰囲気を作りたいときにオススメです。
Vネック
出典:ユニクロ
Vネック(ブイネック)は首の部分が三角になっている服及び首元の形のことで「V首」とも言います。
V首はシャープな印象やフォーマルな雰囲気を作りたい時にオススメです。
余談ですが、V首の中でも特に大きく胸元が開いたTシャツを着たり、カッターシャツのボタンを必要以上に開けたりして胸元をはだけさせている男性がいますが、女性からは十中八九「キモい」と思われているのでマネしないようにしてください。
女性が望むのは奇抜さではなく「普通さ」です。
ヘンリーネック
出典:ユニクロ
ヘンリーネックは首元がボタンによって開け閉めできるタイプのTシャツです。
どうしてもおじさん臭い印象になってしまいやすく、女性受けが悪いのでオススメできません。
ポロシャツ
出典:ユニクロ
ポロシャツはヘンリーネックに衿が付いたタイプのインナーです。
衿の形やコーデの仕方によってはかっこよく着こなすこともできるのですが、難しいのであまりオススメできません。
ハイネック、タートルネック
出典:H&M
ハイネック、タートルネックは首を覆う長さの襟がついているトップス及びその首の形のものを指します。
ハイネックやタートルネックは合わせるのが難しいので基本的にはNGですが、上手く使いこなせれば上品さを出すことができるので、ファッションに慣れてきたらチャレンジすると良いでしょう。
フード
出典:H&M
フードは襟に帽子が付いているトップス及び首の形のものを指します。
フードは子供っぽい印象やカジュアルな印象になりやすいので、30代以降の男性はなるべく避けた方が賢明です。
なお、ファッションに慣れてきたら、フォーマルな服装をカジュアルダウンするのに使うこともできますし、フードをポケット代わりにして携帯電話や飲み物を入れておくこともできます。(後者の方法について詳しくは女性を面白がらせる即席トーク101の「46:小道具を変なところから出す」で紹介しています)
シャツ
シャツはトップスに着る薄手のものの総称で、Tシャツなどもシャツの一種なのですが、一般的にはフロントがボタンで開け閉めできるものをシャツと言います。
ワイシャツ(別名:ドレスシャツ、カッターシャツ)
出典:H&M
ワイシャツはスーツの下に着るような綺麗目のシャツ全般を指します。
ちなみに、ワイシャツの名前のワイの由来は大阪府の泉南地方や河内地方の方言である自分を指す一人称の「ワイ」から来た、言わば「オレのシャツ!」という意味では無く、
単にホワイトシャツのホワイトに由来している為、ワイシャツと言えば写真のような白色のシャツを指すので、
色が付いたものは正確にはワイシャツとは言わないのですが、現場でカラーシャツを見ながら「このワイシャツ…」と言えば相手に「このシャツのことを言っているんだろうな」と通じるので、ワイシャツと呼んでも特に問題はありません。
なお、日本では「ワイシャツ」という名称よりもミズノの登録商標である「カッターシャツ」の名称の方が広く認知されているので、この形のシャツを指すときはカッターシャツと言った方が通じやすいかもしれません。
余談ですが、このタイプのシャツは「ドレスシャツ」とも呼ばれます。
「それじゃ結局のところ、何って呼べばいいねん?」という疑問が浮かんでくるかもしれませんが、とりま「シャツ」と呼べば通じるでしょう。
シャツを用いたコーデについて、スマートな男性であればトップスにワイシャツ、ボトムスにジーパンを持ってくるだけでもかなりのオシャレさんになるのですが、サイジング、ジーパンのカラー、小物の合わせ方などが少し難しいので、ファッションに慣れてきてからチャレンジするといいでしょう。
綿シャツ(コットンシャツ)、ネルシャツ(フランネルシャツ)
出典:H&M
綿シャツは綿でできたシャツのことです。
フランネルシャツは綿、ウール、ウーステッド糸などを起毛させた生地で作られたシャツのことで、フランネルのことを略してネルと言う為、一般的にはネルシャツと言います。
起毛していない綿のシャツを「綿シャツ」、生地の表面が起毛している素材のシャツを「ネルシャツ」と呼ぶといいでしょう。
綿シャツやネルシャツはBDSアイテムで唯一「柄」が許されるアイテムになるので、もし柄を取り入れたい場合はネルシャツを利用するといいでしょう。
ただし、使える柄はチェック柄のみになるのですが、チェックのパターンは非常に多彩になる為、ここでどのチェックがいいかを説明をすることはできませんので、チェック柄を選ぶ際はシャツを合わせるコーディネイトをイメージし、チョイスするインナーやアウター、ズボンや靴の色が混ざっているチェックを選ぶと統一感が出るので外しにくいでしょう。(個別で自分に似合うカラーを選んでほしい場合は授業の際に申し出てください)
麻シャツ(リネンシャツ)
出典:H&M
麻シャツは麻素材で作られたシャツのことです。
軽やかな印象を出すことができるので春場や夏場にTシャツの上のアウターとして使うのがオススメなのですが、シワになりやすい為、着る際はなるべくシワにならないような立ち振る舞いを心掛けると良いでしょう。
ソファーなどの柔らかい座席にもたれかかるだけでシワになってしまう為、たとえば電車移動の際は脱ぐようにすると綺麗に保つことができます。
デニムシャツ
出典:ユニクロ
デニムシャツはデニム素材で作られたシャツのことです。
デニムシャツはかなり難しいアイテムなので、オススメできません。
なお、トップスにデニム素材のアイテム、ボトムスにデニム素材のアイテムをもってくることをデニムオンデニムと言いますが、デニムオンデニムは一定数嫌う女性がいるので、オススメできないコーディネイトの1つです。
カーディガン
出典:ユニクロ
カーディガンは毛糸やニット素材で作られた羽織りものの総称です。
フロントの開け閉め部分はボタンタイプのものとジッパータイプのものがあり、ボタンタイプなら柔らかさを、ジッパータイプならシャープさを出すことができるのですが、
カーディガン自体が野暮ったい印象になりやすいので、ファッション初心者にはオススメできません。
なお、ファッション上級者になれば、縄目のあるニットを使うことで自然に柄を取り入れることができます。
セーター
出典:ユニクロ
セーターは毛糸やニット素材で作られたトップスの総称です。
生地は綿、ポリエステル、ウール、カシミヤなどがあります。
セーターはBDSにおける冬の基本となるアイテムなので、とても使いやすくオススメです。
余談ですが、「ウール(羊毛)」や「カシミヤ(カシミアヤギの毛)」などの動物の毛は虫さんの大好物なので、ウールやカシミヤのアイテムを適当に放置していると虫さんに食べられてしまいます。
その為、保管の際には防虫剤を使うなどして虫さんに嫌がらせしましょう。(ちなみにコートだけでなく、高級なスーツもウールでできているので虫さんに狙われます。保管の際は十分に気を付けてください)
さらに余談ですが、同じカシミヤ製品でも安いものの多くは使われているカシミヤの毛が短いので毛玉になりやすく、高いものの多くは長い毛を使っているので毛玉になりにくいという特徴があります。
さらにさらに余談ですが、カミシヤは正式には「cashmere」であり、ネイティブばりの良い発音で発言すると「キャッシュミア~」となるのですが、日本のお偉いさんが消費者庁家庭用品品質表示法で「カシミヤ」と決めた為、日本ではカシミヤと呼びます。(表記もカシミアではなくカシミヤです)
スウェット(別名:トレーナー)
出典:ユニクロ
スウェットは吸水性(吸湿性)の高い厚手の綿生地で作られた衣類の総称で、服のデザインではなく生地の名称なのでスウェットで作られたトップスだけでなくスウェットで作られたボトムスもスウェットと呼びます。
ちなみにスウェットは英語の汗(sweat)に由来し、スポーツ選手が競技の前後に着用していたことから日本ではトレーナーとも呼び、これにフードを付けた物をパーカーと呼びます。(パーカーについて詳しくは後述)
スウェット系のアイテムはカジュアルやラフを通り越して家着のイメージになってしまう為、オススメできません。
スウェットのパンツを上手く取り入れればオシャレだと思って履いている人もいますが、周りにはオシャレとは思われずに「オシャレだと思って履いているんだろうなぁ」と思われているので、絶対にマネしないで下さい。
パーカー
出典:ユニクロ
パーカーはフードが付いているトップスの総称です。
フロントが開け閉めできない丸かぶりするタイプの「プルパーカー」と、開け閉めできるジップのタイプの「ジップパーカー」があります。
パーカーは前述のとおり、子供っぽい印象やカジュアルな印象になりやすいので30代以降の男性は避けた方が賢明ですが、ファッションに慣れてきたらフォーマルな服装をカジュアルダウンするのに使うのはアリです。
余談ですが、このタイプの服の名称は「パーカー」であり、フードの付いたコート系を「パーカ」と言い、パーカーとパーカは別物ですが、呼び方も見た目も似ていて多くの人は特に区別して認識していないので、呼び方の使い分けを気にする必要はありません。
ベスト
出典:H&M
ベストは袖の無い服全般を指す名称です。
元々はインナーとアウターの中間に着る衣類のことで、当初は袖もあったのですが、18世紀に入って袖が無くなり、袖のないトップスを総じてベストと呼ぶようになりました。
写真1つめのものはワイシャツの上やスーツの下に着るタイプのもので、フランスではジレと呼ばれます。
写真2つめはベスト型のダウンです。
なお、どちらのタイプにせよベスト自体がBDSからは外れる為、オススメできません。
アウター
ブルゾン(別名:ジャンパー)
ブルゾンは作業着タイプの衣類のうちの、袖や裾を絞ったタイプのものを指します。
正確に説明すると、普段使いの上着を英語でジャケット、作業着を英語でジャンパーと言い、ジャンパーをフランス語でブルゾンと呼ぶのですが、現代において一般的にはファッション性の高い作業着全般を指してブルゾンと呼びます。
MA-1
出典:GU(ジーユー)
MA-1(エムエーワン)はフライトジャケットの一種です。
機内で機材にひっかからないようにシンプルな作りになっており、座った時にお尻に生地が挟まれないようにする為に裾はお腹側よりも背中側の方が少し短くなっています。
ちなみにフライトジャケットにはA-1からN-3B、M-445Aまでたくさんの種類があり、ナイロン製のものと革製のものがあるのですが、MA-1はフライト時に高い高度でも衣類が氷結して活動の妨げにならないようにナイロン製で考案されたものです。
少し前までは作業着のイメージがあり敬遠されがちでしたが、現代においては女性でも着るくらいに人気の高いメジャーアイテムとなったため、BDSにおける上着の一択としてオススメのアイテムです。
ジャージ
出典:H&M
ジャージはポリエステルでできた伸縮性のあるトレーニングウェアの総称です。
ジャージは本来はニットの編み方の一種である「ジャージー編み」を指し、そこから転じてジャージー編みの素材で作られた伸縮性のあるトレーニングウェア全般を指すようになりました。
その為、素材はポリエステルに限らず綿やウールを使ったものも含むのですが、日本ではそういった素材の物よりもポリエステルやナイロンでできたものが大半を占めるので、一般的にはポリエステルやナイロンでできたトレーニングウェアを指して呼びます。
ジャージを普段着にするとラフを通り越してだらしないイメージになってしまう為、オススメできません。
スタジャン
出典:H&M
スタジャンはスタジアムジャンパーの略称の和製英語で、スタジアム用の防寒具です。
素材は写真のように、袖が革で胴体はウールで出来たものが一般的です。
スタジャンもBDSから外れたアイテムになるのでオススメできません。
ジャケット
テーラードジャケット
出典:ユニクロ
テーラードジャケットは事務系仕事の制服として用いられる、写真のような上着のことです。
スーツとの違いとして、本来は上着は同じくテーラードジャケットと言い、同じ素材で作られたズボン(スラックス)を合わせた上下セットでスーツと呼ぶのですが、
現代ではジャケットを単体で用いることが多くなったため、使いやすいようにジャケットの裾が少しだけ短くなり、
一般的にはジャケットの裾が短い単体で用いることを目的としたものをテーラードジャケット、
上下揃えて着る用の為にあえて長めに作ってあるものをスーツと呼びます。
また、テーラードジャケットはスーツよりもカジュアルに着こなすことができるように、
素材も本来のウールではなく綿やポリエステルを使っていたり、ポケットも外から張り付けたようなタイプのもの(アウトポケット。写真のタイプ)が多く作られるようになりました。
(スーツでもこのタイプのものはありますが、かっちりとした印象ではなくなってしまうので、日本のスーツでアウトポケットタイプのものはかなり稀です)
このテーラードジャケットとスーツこそがBDSの頂点となるアイテムであり、また、男性が最もかっこよく見えるアイテムになるのですが、
だからこそ初対面でそれを見せてしまうと後はイメージが悪くなる一方となってしまいますので、
ここぞというタイミングでのみ着るようにすることがオススメです。(たとえば、少し高級感のある場所に行く際や告白する時などの特別なデートの際)
デニムジャケット
出典:GU(ジーユー)
デニムジャケットは、デニム素材で作られたジャケットのことです。
デニムジャケットはデニムシャツと同様にかなり難しいアイテムになりますのでオススメできません。
ライダースジャケット:シングル、ダブル
出典:H&M
ライダースジャケットはバイクに乗る人の為に考案された上着で、別名をバイカージャケットと言います。
防寒や多少の防護を想定している為、基本的に素材は革になりますが、ファッション目的で後にナイロンなどで作られたライダースジャケットもあります。
ライダースジャケットにはシングルと呼ばれるフロントにまっすぐジップの入ったタイプ(写真1つめ)と、
ダブルと呼ばれるフロントが二重構造になり斜めにジップが入ったタイプ(写真2つめ)があります。
シングルライダースはBDSに当てはまるのでオススメですが、ダブルライダースはBDSから外れるのでオススメできません。
余談ですが、革には合成素材で作られた「合成皮革(ごうせいひかく)(フェイクレザー)」と、
牛の皮を使った「牛革」、豚の皮を使った「豚革」、羊の皮を使った「羊革(ラムレザー)」、馬の革を使った「馬革」などの「本革(リアルレザー)」がありますが、
合皮は乾燥と直射日光に弱く、数年でボロボロになってしまうので、長く綺麗に使いたいのであればリアルレザーがオススメです。
さらに余談ですが、リアルレザーは湿気に弱く、雨をかぶったりして濡れたまま放置していたり湿度の高い場所に置いておくとカビが生えてしまう為、保管の際は十分に気を付けてください。
ミリタリージャケット
出典:H&M
ミリタリージャケットは軍人が着るタイプのジャケットの総称です。
広義としてはフライトジャケットも含みますので前述のMA-1もミリタリージャケットの一種なのですが、
一般的な認識としては写真のような色がカーキ系や迷彩色で大きなポケットがいくつか付いているものをミリタリージャケットと呼び、
丸みを帯びたシンプルなシルエットでナイロンなどツルツルとした素材で作られたものをフライトジャケットと呼ぶことが多いです。
ミリタリージャケットはBDSから大きく外れたアイテムになるのでオススメできません。
コート
Pコート
出典:GU(ジーユー)
Pコート(ピーコート)は厚手のウール生地で作られた腰丈でフロントがダブルタイプのコートの名称です。
他のコート類は、シングルと呼ばれるボタンが縦に一つずつ並んでいるタイプと、ダブルと呼ばれる防寒対策としてフロントが二重構造になりボタンが縦に二つずつ並んでいるタイプの2種類が用意されていることが多いのですが、Pコートは例外的にダブルタイプのものしかありません。
なお、PコートはBDSから外れる為、あまりオススメできません。
チェスターコート:シングル、ダブル
出典:H&M
チェスターコートはスーツをそのままコートにしたような服の名称です。
正確にはチェスターフィールドコートと言い、19世紀に初めてこのコートを着用したチェスターフィールド伯爵に由来していると言われています。
比較的安価な物はポリエステルやウールでできており、高価なものになるとカシミヤやアルパカなどで作られています。
他のコートと同様にシングル(写真1つめ)とダブル(写真2つめ)があり、シングルはBDSになるのでオススメで、ダブルはBDSから外れるのでオススメできません。
トレンチコート:シングル、ダブル
出典:H&M
トレンチコートは別名ハレンチコートとも言い、露出狂の変態おじさんが好んで使うコートの一種で…はなく、
レインコートとも言い、防水型の軍用コートとして開発されたコートです。
トレンチコートの素材は一般的には綿を用いて防水加工を施したギャバジンと呼ばれる生地を使っていますが、合成繊維、ウール、皮革などのものもあります。
トレンチコートはダブルタイプのものが一般的となる為、ダブルがBDSとなり、シングルはノットBDSになるのですが、そもそもトレンチコート自体が難しいアイテムとなる為、あまりオススメできません。
ステンカラーコート
出典:GU(ジーユー)
ステンカラーコートのステンは「支える」という意味のフランス語、カラーは「襟」を意味する英語に由来し、その名の通り首を支えるように後ろ襟がしっかりしたコートの総称です。
シンプルなのでBDSと言えなくもないのですが、襟を寝かせるとおじさん臭くなり、襟を立てると粋ってる感がでてしまうので、なかなかに難しいアイテムです。
ノーカラーコート
ノーカラーコートは「ノー(無い)」「カラー(襟)」が意味するように、襟が無いコートの総称です。
BDSからは大きく外れるのでオススメできません。
モッズコート
出典:GU(ジーユー)
モッズコート(M-51)は極寒地用の防寒衣類として軍用に開発されたコートです。
モッズコートの後ろ側は燕の尾のように先端が割れていて、移動性を確保する為に紐で太ももに縛り付けることができるようになっています。
残念ながらBDSからは大きく外れる為、オススメできません。
ダッフルコート
出典:GU(ジーユー)
ダッフルコートは元は北欧の漁師の仕事着として作成された防寒着であり、手袋をしたまま着脱できるようにボタンではなくトグルと呼ばれる木製の留め具でできています。
名前は生地の生産地であるベルギーの都市「デュフェル(英語名ダッフル)」に由来します。
BDSからは大きく外れるアイテムになる為、オススメできません。
MA-1コート
MA-1コートはMA-1をコートにしたものです。
ほとんど見かけることは無く、またBDSからも大きく外れる為、オススメできません。
ライダースコート
ライダースコートはライダースジャケットをコートにしたものです。
ほとんど見かけることは無く、またBDSからも大きく外れる為、オススメできません。
ダウンコート
出典:ユニクロ
ダウンコートはダウンをコートにしたものです。(ダウンについては後述)
MA-1コートやライダースコートと違って、比較的よく見かけますが、ダウンのコートタイプはBDSからは外れる為、オススメできません。
ダウン(ダウンジャケット)
出典:ユニクロ
ダウンはダウンジャケットとも言い、防寒対策として詰め物にダウンフェザーを使った防寒着の総称です。
フェザーは一般的なイメージの羽の形で、ダウンフェザーはたんぽぽの綿毛のような羽で、
ダウンはフェザーに比べておよそ1/10の軽さであり、保温性も高い為、防寒用衣類の詰め物として最適なのですが、
フェザーに比べると手に入りにくく高価な為、安価なダウンジャケットの多くはダウンフェザーが入ってなかったり、少しだけダウンフェザーを混ぜたものだったりします。
(フェザーだけで作られたジャケットや中綿のジャケットは正確にはダウンとは言わないのですが、一般的にはもこもこした防寒具をダウンと呼んだりしますし、また、会話中にイチイチ詰め物を知らべたりはしないので、フェザーや中綿ジャケットも写真のような外見であればダウンで通じます)
ダウンは形によってはBDSに含まれるため冬場にはオススメなのですが、フェイクファーを使ったものは安っぽく見えるので、基本的にはファーを使っていないものにするか、ファー付きがいいのであればラクーン(たぬき)かフォックス(キツネ)のファーを使ったリアルファーのものにしましょう。
スーツ
出典:ユニクロ
スーツはテーラードジャケットと同じ生地で作られたスラックスをセットにした呼び方です。
テーラードジャケットもスーツも着る際は一番下のボタンは留めず、上側のボタンだけ留めるようにするのがセオリーです。
良いスーツはウールで作られているので、保管の際には虫喰いに気を付けましょう。
前述したようにスーツは男性が最もかっこよく見える服装なので、ここぞというタイミングで有効に活用することがオススメです。
たとえば、3回目のデートで普段のカジュアルな服装とのギャップを見せたいとき、仕事を真面目に頑張っているイメージを与えたいとき、彼女のご両親に挨拶に行くときなどです。
(なお、最高のスーツのコーディネイトの仕方が知りたい方は授業で担当者に聞いてください)
ボトムス
デニムパンツ(ジーパン)
出典:ユニクロ
デニムパンツはデニム生地で作られたパンツの総称です。
元は作業中にパンツが擦り切れてしまう悩みを解消する為に考案された鉱夫用の作業着でしたが、後にアメリカで映画の俳優が着用したことをきっかけに若者の間でファッションとして普及していき、現代に至ります。
デニムパンツ自体はBDSに含まれるので鉄板に使えるオススメアイテムなのですが、時代と共に流行りの形状が大きく異なりますので、その時代に合ったデザインやサイズ感を選ぶことが大切です。
たまにピチピチのズボンを履いた人や、ダボダボのズボンを履いた人、穴だらけのズボンを履いた人などを見かけますが、多くの女性が気持ち悪いと感じているので、ジャストサイズでノーダメージのものを選ぶようにしましょう。
チノパンツ
出典:ユニクロ
チノパンツは綿を綾織りにしたチノクロスと呼ばれる生地で作られたスラックスの名称です。
チノパンと言うと一般的にはベージュ系や茶色系のズボンのイメージで、ジーパンや綿パン(綿パンツ)との大きな違いとしてはチノパンなどのスラックスはポケットの入り口が縦向きに作られています。
TPO的にコーデを上品フォーマルに仕上げたい場合に使用を考慮するといいでしょう。
スラックス(スーツ時のみOK)
出典:H&M
スラックスはテーラードジャケットと同じ生地を用いて作られたスーツ用のズボンのことです。
元は英語で「ゆるい」という意味のslackに由来し、ゆったりとしたズボンを指す言葉でしたが、テーラードジャケットに合わせて用いることが多かったことから、スーツに合わせるズボンをスラックスと呼ぶようになりました。
スラックスはスーツを着る際以外での着用はオススメできません。
なお、スラックスを履く際はチャックの上げ忘れに気を付けましょう。
カーゴパンツ
出典:GU(ジーユー)
カーゴパンツは貨物船(カーゴ)で働く人の間で使われるようになった作業用ズボンです。
丈夫な厚めの綿生地で作られ、かがんた時でも物の出し入れがしやすいように膝上外側にポケットが付いているのが大きな特徴です。
膝部分のポケットにはボタンが付いているものが多く、非常に使い勝手が良いのですが、BDSからは大きく外れてしまう為、残念ながらオススメできないアイテムです。
ベルト
ベルトはズボンがズレ落ちないように腰に固定させる為のアイテムです。
ドレス
出典:ユニクロ
ドレスベルトはシンプルでプレーンな作りのベルトです。
BDSではベルトの基本のアイテムとなります。
ダブルピン
ダブルピンベルトはバックルを止めるベルト穴が2対になったタイプのベルトです。
BDSからは外れるのでオススメできません。
メッシュ
メッシュベルトはベルト部分が布や革を編んで作られたベルトです。
ダブルピンベルトと同じく、BDSからは外れるのでオススメできません。
ウエスタン
ウエスタンベルトはバックルが取り換えられるようになっていたり、ベルトの部分に刺繍やスタッズ、ストーンなどが施されているベルトです。
メッシュベルトと同じく、BDSからは外れるのでオススメできません。
カービング
カービングベルトはベルトの部分に彫刻が施してあるベルトです。
ウエスタンベルトと同じく、BDSからは外れるのでオススメできません。
リング
リングベルトはO型やD型のリング2つがバックル代わりとなったベルトです。
カービングベルトと同じく、BDSからは外れるのでオススメできません。
リボン
リボンベルトは布や革のリボンで出来たベルトです。
リングベルトと同じく、BDSからは外れるのでオススメできません。
写真の掲載が無いアイテムの写真を提供して下さる方が居ましたら、コチラまでお願いします。
シューズ
運動靴
出典:H&M
運動靴は運動用に作られた靴で、広義的には後述のスニーカーも含まれるのですが、形を区別する為にここでは運動靴とスニーカーを分けて定義します。
運動靴はファッション性が低い為、ファッションで用いることはオススメできません。
スニーカー
出典:H&M
スニーカーはここでは写真の形のような靴を指します。
「ローカット」と呼ばれる浅いタイプのもの(写真1つめの白色)と、「ハイカット」と呼ばれる足首を覆う高さのもの(写真2つめの黒色)があります。
ローカットのスニーカーは靴の中で最もBDSな靴になり、コーディネイトの際に靴に困ったらとりあえず白色のスニーカーを履いておけばまず間違いはないと言えるくらいに万能的なアイテムです。
ハイカットも合わせ方次第ではかっこよくなるのですが、カジュアルさが増してしまい少し難しいので、ファッションに慣れてきたらチャレンジするといいでしょう。
デッキシューズ、モカシン
出典:H&M
デッキシューズは船の甲板(デッキ)で活動する為の靴です。
見た目のデザインはモカシン(写真)とほとんど同じですが、撥水しやすい革素材で作られていることと、デッキ上でのグリップ力が増すように足の裏(ソール)に水を分ける為の溝が作られています。
モカシンは写真のようなデザインの靴の総称です。
写真のものはフロントに紐(リボン)が付いていますが、何も付いていないタイプもあります。
モカシンはオシャレ上級者用のアイテムであり、ファッションの素人が履くと「履かれている感」が出て気持ち悪くなってしまうのでオススメはできませんが、ファッション慣れてきたらチャレンジすると良いでしょう。
ブーツ
ワークブーツ
出典:ティンバーランド
ワークブーツは、広義的には作業用に作られた丈夫なブーツ全般を指しますが、ここではフロントが丸くなり足首までレースアップされているブーツを指します。
ワークブーツの有名なメーカーにはレッドウイングやティンバーランドがあります。
ワークブーツはブーツの定番とも言えるアイテムであり、ブーツにチャレンジする際は、まずはワークブーツから入ると良いでしょう。
色はBDSとなる茶色がオススメで、黒色は重たくなってしまうので初心者にはオススメできません。
エンジニアブーツ
エンジニアブーツはワークブーツと同じようにフロントが丸くなったブーツで、作業者が足の紐をひっかけないように、紐によるレースアップではなく、脚をすっぽりとはめてベルトで固定できるようにされたものです。
多くの人が大人っぽいとかワイルドなアイテムだと思っていますが、長靴に似ていることやベルトが付いていることから無意識では子供っぽさを感じるので、アンバランスなアイテムであり、BDSではあまりオススメできません。(エンジニアブーツやトレッキングブーツのように先が丸く膨らんだブーツよりも、サイドゴアブーツやジョッパーブーツのように先が薄くスマートなブーツの方がオススメです)
サイドゴアブーツ
出典:H&M
サイドゴアブーツは着脱が容易且つフィット感の高いブーツを作成する為に考案された、靴の両側がゴア(別の素材。通常はゴム)で出来ているブーツの総称です。
シンプルな見た目が多いので、フォーマルなテイストに仕上げたいときに使用を考慮すると良いでしょう。
トレッキングブーツ
トレッキングブーツは山登り用に作られたブーツです。
トレッキングブーツを履いている姿を女性に見られると、ほぼ確実に「ファッションに疎い」と思われてしまうので、ファッションとしての利用は避けた方が賢明です。
カントリーブーツ
カントリーブーツはレースアップタイプのブーツで、フロントやサイドに穴による装飾が施されているブーツです。
そのデザインからアイテム単体の主張が強く、コーディネイトから浮きやすいのでオススメできません。
ウエスタンブーツ
ウエスタンブーツはふくらはぎまでのたかさがあって、革部分に彫刻が施されていたり、装飾が施されているブーツです。
カントリーブーツ以上に主張が激しい為、オススメできません。
ジョッパーブーツ
出典:H&M
ジョッパーブーツは足首に巻き付けられたベルトを外側のバックルで固定するタイプのショートブーツのことです。
上品な見た目なのでコーディネイトをフォーマルなテイストに仕上げたいときに使用を考慮すると良いでしょう。
チャッカブーツ、デザートブーツ
出典:H&M
チャッカブーツ、デザートブーツはほとんど同じ形で、二組の革で作られていて、チャッカブーツはソールが革、デザートブーツはソールがラバーやクレープなどで作られているものの名称です。
ドレスシューズ(スーツ時のみOK)
出典:H&M
ドレスシューズは写真のような形に限らずスーツに合わせて履くようなフォーマルな革靴全般を指す名称です。
スーツを着る際には基本的にはドレスシューズを履くようにしましょう。
なお、オシャレ上級者になったらドレスシューズではなくスニーカーを合わせるとかっこいいのですが、スーツにスニーカーは合わせるのが非常に難しい為、チャレンジしたい場合は担当者に相談してください。
ローファー
出典:H&M
ローファーは靴ひもを結ぶ必要のない革靴の総称です。
ローファーの種類にはタッセルローファー(写真1つめ)、ペニーローファー(写真2つめ)、馬具型の金属が付いているビットローファー、飾りの無いヴァンプローファーなどがあります。
スリッポン
出典:H&M
スリッポンは「滑り込む」という意味の英語である「slip-on」に由来する、靴ひもが無いタイプの靴の総称です。
靴ひもが無い靴ということで、広義的にはローファーを含むのですが、一般的にはかっちりした革靴をローファー、キャンバス生地で作られたスニーカータイプのものをスリッポンと呼ぶことが多いです。
サンダル
出典:H&M
サンダルは足をバンドやベルトでソールに固定するタイプの履物の総称です。
元は親父臭いというイメージから若者に敬遠されていましたが、数年前に流行アイテムとなり、それからは若い人でも履く人が増えました。
けれど、BDSからは大きくかけ離れる為、オススメできません。
ビーチサンダル
出典:H&M
ビーチサンダルは水に濡れても大丈夫な素材で作られたサンダルの総称です。
もちろんのこと、オシャレからは大きくかけ離れていますので、海辺や水辺でのみ着用を考慮しましょう。
アクセサリー
手袋
出典:H&M
手袋は手を保護したり防寒したりする為の衣類です。
生地は綿のもの、ウールのもの、ポリエステルなどを混ぜたもの(写真1つめ)、レザーのもの(写真2つめ)などがあります。
手袋を付けるとあやしいイメージになりやすいのでオススメできません。
ハット
出典:H&M
ハットはふちの周囲にツバのある帽子の名称です。
上手く使いこなすことができればオシャレになるのですが、適当にプラスするとフォーマル色が強くなりすぎるので、着用はオススメできません。
キャップ
出典:H&M
キャップはふちのフロント部分にだけツバのある帽子の名称です。
ハット同様に上手く使いこなすことができればオシャレになるのですが、普通にかぶるだけではカジュアル色が強くなりすぎるので、着用はオススメできません。
ニット帽
出典:H&M
ニット帽はニット素材でできた帽子の総称です。
写真1つめのようにフチが折り返されていないものと、写真2つめのようにフチが折り返されているもの、写真はありませんがてっぺんにボンボンが付いたタイプなどがあります。
キャップ同様に上手く使いこなすことができればオシャレになるのですが、適当に合わせるとカジュアル色が強くなりすぎるので、着用はオススメできません。
眼鏡
出典:H&M
一般的な眼鏡は視力が悪い人の為の視力補正の為の道具ですが、ファッションではレンズに度が入っていないものを使用します。
眼鏡は好む女性よりも嫌う女性の方が多いのでオススメできません。
サングラス
出典:H&M
サングラスは強い光から目を保護する為の道具です。
日本では怪しいイメージになってしまう為、着用はオススメできません。
ピアス
ピアスは「貫通させる」という意味の英語である「pierce」に由来する装飾具で、主に耳に付けるものを指します。
日本ではチャラいイメージになってしまう為、オススメできません。
ネックレス
出典:H&M
ネックレスは首に付ける装飾品の総称です。
ピアスと同様、チャラいイメージになってしまう為、着用はオススメできません。
マフラー
出典:H&M
マフラーは首に付ける防寒具の名称で、素材は綿、ポリエステル、毛糸、ウール、カシミヤ、絹などのものがあります。
基本的にアクセサリーはBDSから外れるので使用はオススメできませんが、例外的にマフラーのみ身に付けても自然なイメージを獲得できるので、冬場はマフラーの着用がオススメです。
ストール
出典:H&M
ストールは肩にかける衣類の名称です。
防寒具ではなく完全にファッション目的で作られた衣類の為、着用するとどうしても「粋ってる感」が出てしまうので、オススメできません。
スヌード
スヌードは防寒具の一種で、マフラーの端を繋いで筒状にしたような形のものです。
スヌードよりもマフラーの方が一般的なので、コーディネイトにはスヌードではなくマフラーを使うようにしましょう。
ネクタイ(スーツ時のみOK)
出典:H&M
ネクタイは男性がスーツを着る時に首元に巻く装飾品のことです。
写真1つめがネクタイ、写真2つめが蝶ネクタイ(別名ボウタイ)になります。
スーツをラフに着こなしたい場合はネクタイを付けず、スーツをフォーマルに仕立てたいときはネクタイを着用しましょう。
腕時計
出典:H&M
腕時計は現在時刻を知る為の道具です。
バンド(ベルト)の部分の素材の種類に金属ベルト、革ベルト、ラバーベルトがありますが、革ベルトが最も上品でオススメです。
腕時計は本来はアクセサリーではなく社会人の必需品となる道具なので、身に付けてもチャラい感じがでない為、腕時計は絶対に活用した方がいいアイテムです。
ブレスレット
出典:H&M
ブレスレットは腕に巻き付ける装飾品の総称です。
ブレスレットの種類には金属チェーン、紐(写真1つめ)、革(写真2つめ)などがあります。
ブレスレットはチャラさがでてしまう為、基本的にはオススメできません。
バングル
出典:H&M
バングルはブレスレットの一種ですが、チェーンや紐のような流動型ではなく固形で、留め具のないものを総じてバングルと言います。
バングルもブレスレットと同じくチャラい感じがでてしまう為、基本的にはオススメできません。
指輪
出典:H&M
指輪は指にはめる環状の装飾品です。
指輪に限らず、アクセサリーは全般的にチャラい感じがでてしまうので、着用はオススメできません。
アクセサリーのうち例外となるのは「時計」と「マフラー」、スーツ着用時の「ネクタイ」のみです。
季節毎のアイテムのチョイス
各アイテムについてはご理解いただけたと思いますが、具体的にどうコーディネイトしていいかわからないと思います。
そこで、BDSにおける基本のコーディネイトを紹介します。
春、秋
インナー:Tシャツ
アウター:
暑い時:無し
暖かい~肌寒い時:シャツ系(必要に応じて)
肌寒い時:テーラード、MA-1、ライダース、チェスター
ボトムス:デニム
靴:スニーカー、ブーツ
夏
インナー:Tシャツ
アウター:無し(場面に応じてシャツ系)
ボトムス:デニム
靴:スニーカー
冬
インナー:セーター
肌着:ヒートテック系
アウター:MA-1、ライダース、チェスター、ダウン
ボトムス:デニム
靴:スニーカー、ブーツ
ファッションにおけるカラーの選び方やサイズ感の合わせ方等に関しては「服装のコーディネイトの仕方について」で説明していますのでそちらをご覧ください。
ファッション用語一覧
アースカラー:大地のような色味のこと。主に土色を指すが、木々の緑や空海の青色を指すこともある
アーバン:都会的で洗練されたという意味
アイテム:服や靴など単体を指す言葉
アウター:上着のこと
アッパー:基本的には靴の甲や上部を指す言葉
アパレル:服飾の意味でファッション業界を指す
アメカジ:アメリカンカジュアルの略語
アンゴラ:アンゴラヤギやアンゴラウサギの毛のこと。モヘヤとも言う
インディゴ:藍色のこと。主にジーパンの色合いを指す
インナー:アウターの下に着る服のこと。下着を指す場合もある
ウール:動物の毛でできた生地のこと。主に羊の毛を指す
ヴィンテージ:古くて価値のある年代物のこと
エナメル:ワニスと顔料を混同した塗料のこと。主に光沢のあるベルトや革靴に使われている
オフショル:オフショルダーの略で、両肩が見えるほど襟ぐりを広く開けたデザインのこと。主に女性服のデザインの一種
オフホワイト:純白ではなく、少しだけ色味がかかっている白色のこと。主に若干のグレーや若干の黄味がかりを指す
カーキ:土色を指すが、主にオリーブ色(濃い緑色)を指して使う言葉
ガウチョパンツ:徐々に裾が広がったゆったりとした七分丈のワイドパンツのこと
ガウン:バスローブに似た長くてゆったりとした衣のこと
カシミヤ:カシミアヤギの毛で作った生地のこと
カジュアル:格式ばらず、気が抜けているさま。主に気軽な服装を指す
カットソー:裁断して縫製した衣類のこと。主にTシャツを指す
カフス:袖のこと。カフスボタンは袖口をとめるアイテム
キャミソール:細い肩ひもで肩にかけて、肩を露出するような形状の女性用の薄手のインナーのこと
キャンバス:平織で作られた厚手の生地のこと
キュプラ:銅アンモニアを使って作られたレーヨンのこと。吸湿性と放湿性が良いので主に裏地に使われる
キルティング:二枚の布の間に綿やウール、羽毛などを挟んだ生地のこと
ギンガムチェック:白色ともう1色で構成された小さめの格子柄のこと
ケーブル:太編みの意味で、太い縄目を指す
コーデュロイ:綿横ビロード織りしたパイル織物のこと。縦向きのうねがあり、見た目はストライプで手触りはボコボコしている
コットン:綿のこと
サテン:綿や合繊、シルクなどで織られた滑らかで光沢のある生地のこと
シルク:絹のこと
ジレ:フランス語でシャツの上、スーツの下に着る中衣のこと。ベスト
スエード:革の裏面をサンドペーパーでなめらかに仕上げたもの
スキニー:痩せこけたという意味で、身体にぴったりとフィットするような細いもののこと
スタンドカラー:スタンドは立つ、カラーは襟、スタンドカラーは立ち襟のこと
ストライプ:縦縞のこと
セレクトショップ:決まったブランドではなく、色々なブランド品を扱っているお店のこと
ソール:靴底のこと
タイト:ぴったりという意味で細いもののこと
ディテール:細かい部分のこと
デコルテ:襟を大きく開け、胸や肩、後背部をあらわにするデザインのこと
デニム:デニム生地のこと。単体で使う場合は主にジーパンを指す
トップス:上半身に着る衣類のこと
ドレス:単体で用いる場合は婦人服を指すが、合わせて用いる場合は綺麗目や上品を意味する
トレンド:流行のこと
パイル:タオルのような毛羽立ちのこと
パシュミナ:カシミヤ繊維を糸に紡いで織り上げた生地のこと
パッチワーク:繋ぎ作業の意味で布片を縫い合わせて一つの布にすること
ピンストライプ:細い縦縞のこと
ブーツカット:パンツをブーツの上から履けるように裾を少し広げた形のこと
ファー:毛皮のこと
フェミニン:女性らしいこと
フェルト:クズ糸や半毛などに蒸気熱や圧力を加えて縮絨して布状にしたもの
フォーマル:格式ばっているさま。主にスーツや正装を指す
フリンジ:糸や紐をまとめて垂らした飾りのこと
フレア:スカートやコートなどの裾の朝顔形の広がりのこと
ボーイッシュ:男の子っぽいこと
ボーダー:平行線(横縞)のこと
ボア:パイル上部をカットして長く毛羽立たせた生地のこと。コートの裏などについたもこもこした生地
ボタンダウン:襟がボタンで留められるようになっている構造のこと
ボトムス:下半身に履く衣類のこと。男性では主にズボンを指す
マキシ:マキシマムの略語で、くるぶしまでの長いスカート丈のこと
マニッシュ:男性らしいこと
ムートン:メリノ種の仔羊からとれる毛皮のこと
メリノウール:メリノ種の羊からとれる最高級のウールのこと
モノトーン:モノクローム・トーンの略で色の無い白黒調だけのこと
モヘア:アンゴラヤギの毛のこと
ユニセックス:男女兼用のこと
ラペル:ジャケットの前襟のこと
リネン:麻のこと
リブ:伸縮性のある編み方の一種で、主にセーターやブルゾンの袖口などに使われている
レースアップ:紐で編み上げて締めたもの。主にブーツの紐で編み締めた部分を指す
レーヨン:木材パルプをビスコースという粘調な液体にして、細い孔のノズルから押し出して繊維にしたもの。縮みやすくしわになりやすい
レイヤード:積み重ねるという意味で重ね着のこと
ロールアップ:シャツの袖やパンツの裾を巻き上げること