恋愛におけるコミュニケーション
コミュニケーションの重要性
恋愛においてコミュニケーションはどれくらい重要なのでしょうか?
たとえば、歌手でもタレントでもモデルでもインフルエンサーでもかまわないので、あなたが好きな女性を1人挙げてください。
その女性と1日一緒にいることができるとします。
もし1日中一切会話しなかったとして、それでも仲良くなれそうでしょうか?
たぶん仲良くなれるイメージは湧かないと思います。
実際に、会話無しで仲良くなることは非常に難しいでしょう。
では、同じく会話(言葉)は一切なしで、
お互いに笑顔を向けたり、女性にボディタッチされたり、相手を笑わせようと変顔をしたり、いいことがあればお互いにハイタッチしたりすればどうでしょうか?
今度は仲良くなれそうですよね。
これこそがコミュニケーションの効果です。
言葉はなくてもお互いの「仲良くしよう」という意志が伝われば仲良くなることはできるのです。
つまり、コミュニケーションとは「仲良くしよう」という意思を伝える手段と言えます。
コミュニケーションは女性と仲良くなる上で必須
人間関係の難しいところは、コミュニケーションができなければ相手と仲良くなることはできないというところです。
職場の人間関係であれば、仕事の都合でどうしても会話しないといけなかったり、コミュニケーションできる人が話しかけてくれたりするので、コミュニケーションが下手でもある程度仲良くなることはできますが、
仕事も何も全く関係のない女性であれば、どうしても会話しないといけないというわけではないですし、相手から話しかけてくれたりするわけでもないので、あなたがコミュニケーションができなければ女性と仲良くなることはできません。
つまり、「コミュニケーションができない=恋愛ができない」ということです。
このことは、あなた自身も気付いていますよね。
「自分が女性と仲良くなれない最大の原因はコミュニケーションが苦手だから」
イベントを上手に使えば会話をあまりしなくても恋愛はできますが、コミュニケーションなしで(つまり女性と接することなく)恋愛することはできません。
コミュニケーションレベルとイメージ
コミュニケーション30点未満 ⇒ 女性と関係を築けない=彼女が作れない コミュニケーション30点以上 ⇒ 点数が上がるほど関係性を築ける女性が増える=彼女が作れる可能性がある コミュニケーション70点以上 ⇒ 意図的に女性と関係を築くことができる=狙って彼女が作れる |
外見には好みがある為、どんな外見でも女性に好かれる可能性はゼロではありません。
けれど、コミュニケーションが30点未満では関係を築くことができないので彼女を作ることは物理的に不可能です。
実際に、あなたの周りの彼女ができたことがない男性を見てみてください。
その男性は男性同士ではコミュニケーションや会話ができても、女性とは全然コミュニケーションできないと思います。
このように、女性とコミュニケーションができないということは恋愛において致命的です。
しかしながら、日本では異性とコミュニケーションができない男性はとても多く、男性の4人に1人がコミュニケーション30点未満(つまり約2割半の男性が生涯独身)です。
もしあなたがコミュニケーション30点未満であれば、彼女を作るためにも必ずコミュニケーションを改善してください。
とにかく最低でも30点以上を目指してください。
せめて30点あれば彼女を作れる可能性が生まれます。
そして、どんな男性でも真面目に練習すればたとえ独力でも2~3年ほどで30点くらいは目指せます。
コミュニケーションができなければ生涯独身となってしまいますので、たとえ3年かかったとしても必ず改善しましょう。
では、どういう風に練習すればいいのでしょうか?
効果的な練習の仕方を知るためにも、まずはコミュニケーションの仕組みを知っておくことが大切なので、先にコミュニケーションの仕組みについて説明したいと思います。
コミュニケーションは「相手と仲良くする意思表示」
コミュニケーションとは何なのでしょうか?
コミュニケーションとは「相手と仲良くする意志表示」のことであり、それは「言葉(言語情報)」ではなく表情や態度などのいわゆる「非言語情報(ニュアンス)」です。
実は、恋愛において言葉はそれほど重要ではありません。
「いや、言葉は重要だと思います!」
では、あなたが好きな女性は内容の濃い会話を行うのでしょうか?
そんなことはないですよね。
では、あなたの好きな女性が内容の薄い話をしたとして、それで嫌いになったりするでしょうか?
しないですよね。
恋愛においては、そんなところは誰も見ていないのです。
合コンでも相席でもいいので、めっちゃモテている男性の会話の内容を盗み聞きしてみてください。
和紙よりも薄っぺらい会話をしていることに気付くと思います。(失礼!)
でもモテます。
なぜなら、会話の内容はそれほど重要ではないからです。
では何が重要になるのか?
答えは最初にお伝えしましたね。
そう、「非言語情報(ニュアンス)」です。
視線、表情、しぐさ、声のボリューム、声のトーンなどから作られる「ニュアンス」の違いが、
「モテ」と「非モテ」を分けているのです。
それは恋愛の土台が作られた大昔の時代のコミュニケーションの成り立ちを知ればおのずと理解できます。
大昔、人間がまだ猿人だったころ、言葉はありませんでした。
犬やゴリラなどを見ればわかりますが、単純な声の種類、声の出し方、表情やジェスチャーなどによって仲間に意思を伝えています。
それと同じように、大昔の人間もまた、単純な声の種類、声の出し方、表情やジェスチャーなどによって仲間に意思を伝えていました。
人類はおよそ500万年前に始まったと言われていますが、言葉はだいたい5万年から15万年前くらいに誕生したと推測されています。
つまり、言葉は人類の歴史で見ればわずか3/100程度に過ぎず、本能となる人類の歴史の97%は表情や身振り手振り、声の大きさや声の出し方などの言葉以外の情報=非言語情報でやりとりしてきたのです。
実は、声(音)や表情などの非言語情報は500万年以上受け継がれている「本能」になるので、学ばずとも理解することができるのですが、
言葉は人類が最近になって各地で人工的に作り出したものであり元から身に付いているわけではないので、学習によって後天的に身に付ける必要があります。
たとえば、日本でリンゴは、アメリカではアップル、フランスではポムですが、これらは学ばなければ知りません。
それに対し、笑顔はどの国でも共通して嬉しい気持ちを伝え、怒りの表情はどの国でも共通して怒った気持ちを伝えますよね。
つまり、表情や声の強弱、身振り手振りなどの「非言語情報(ニュアンス)」は全ての人間が学ばずとも本能で理解できる情報であり、
言葉よりも圧倒的に重要と言えます。
それを証明する実例として、可愛い赤ちゃんに見つめられながら「ワタシハイマオコッテイマス」と言われて「怒ってる」と感じるでしょうか?
「可愛いなぁ~」と思いませんか?
怒っているとは感じませんよね。
では、赤ちゃんがすごい形相で、はち切れんばかりの大声で「ウァーーーッ!!」と言ってきたらどうでしょうか?
「怒る」という言語情報は一切ありませんが、瞬時に「怒ってる」と感じますよね。
コミュニケーションにおいての基本は表情や声の強弱などの「ニュアンス」であるということを、まずは覚えておきましょう。
●コミュニケーションは非言語情報がメイン
●相手の非言語情報の微妙なニュアンスの違いから相手を推測する
コミュニケーションの効果
練習方法を知る前にもう1つ知っておかなければならないことがあります。
それは「コミュニケーションが持つもう1つの側面」についてです。
コミュニケーションに限らず、あなたに関するあらゆる情報が相手に対して別の情報を与えています。
たとえば、
最新のiPhoneではなく古いiPhoneを持っていたら「お金がない」
女性の前で帽子を脱がなかったら「薄毛かもしれない」
脚が内股気味だったら「性格が女々しいかもしれない」
などです。
そしてそれはコミュニケーションにおいても言えて、
あなたのコミュニケーションの仕方があなたの別のことを伝えています。
たとえば、相手から目を逸らせば自信がないことを示し、
声が上ずったり噛んだりすれば緊張していることを示し、
返事に微妙な間が空けば頭の悪さを示します。
もちろんこれらは全て男としての価値の低さを示しているので女性に好かれません。
「女性に好かれる為には何を話せばいいか?」
極端な話、話の内容は昨日の晩御飯でもいいのです。
「何を話せばいいか?」ではなく「どう話すか?」が重要なのです。
たとえば、リラックスして落ち着いた姿勢をとる、
会話の際は相手の目をしっかり見る、
堂々とした声ではっきりと話す、
相手の気持ちを読み取って相手が欲しいと思っている言葉を返してあげる。
そうすれば、難しい言葉を話さなくても、面白いトークなんかしなくても、口説きの文句を並べ立てなくても、女性に好かれるようになるでしょう。
コミュニケーションの練習方法
以上のことから、コミュニケーションを上達させる為には、2つのポイントを意識する必要があります。
1つは「相手と仲良くする意志をニュアンスで表現する」こと。
もう1つは「あなたが無意識的に行っている悪いクセを直す」ことです。
ただし、最初から2つともを意識して改善することは難しいので、片方ずつ順番に改善していきましょう。
1つめは好かれる方法、2つめは嫌われない方法とも言えるので、まずは2つめの嫌われない方法から身に付けることが大切です。
「あなたが無意識的に行っている悪いクセを直す」
あなたが無意識的に行っている悪いクセ(嫌われる要素)を改善していきましょう。
たとえば、女性と話す時に目を逸らしてしまうクセがあるのであれば、それを意識的に我慢して相手の目を見て話すクセをつける、という感じです。
コミュニケーション改善ポイントの一例
目を逸らしてしまう ⇒ 目を逸らさないようにする 俯いてしまう ⇒ 俯かないようにする 胸を見てしまう ⇒ 胸を見ないようにする 身体が揺れる ⇒ 体を揺らさないようにする 手を変な所に置く ⇒ 手を自然な位置に置く 姿勢が悪い ⇒ 姿勢を良くする 表情が合っていない ⇒ 表情を場面に合わせる 距離が遠いor距離が近い ⇒ 適切な距離をとる |
これらの悪いクセは男性相手には出にくいのですが、女性(特に美女)を相手にすると出てしまいやすいので、
生身の女性を相手に訓練する必要があります。
ここで1つ注意があります。
それは、上記の「コミュニケーション改善ポイントの一例」はあくまで要点であり、実際のコミュニケーションはもっと多角的で複雑だということです。
たとえば、ネットのレシピを見て料理を作ったことがある人はわかると思いますが、レシピ通りに作ってもさほど美味しく作れないことが多いですよね。
それは、レシピには書いていない部分、たとえば使う食材の違い(たとえば牛肉でも品種や部位によって全く異なる)、食材の切り方(大きさや切り方が少し違うだけで火の入り方も異なるし味や食感も異なる)、使っている調理器具の違い(鍋やフライパンは形の違いや材質の種類や大きさで火の通り方が異なる)、火力の違い(レシピには弱火、中火、強火というアバウトな書き方しかない)、火入れの時間の差異(気温によっても温度は異なる)、炒め方(どのタイミングで混ぜるか、どんな混ぜ方をするかによっても異なってくる)などによっても味や食感は大きく異なってくる為、
ただレシピに記された食材を準備して記された通りに作れば美味しくなるというわけではないのです。
それと同じで、たとえば女性と会話する際に目を逸らすのはよくないため、上記ではわかりやすいように「目を逸らしてしまう⇒目を逸らさないようにする」としていますが、だからと言って相手の目をずっと見つめればいいというわけではありません。
相手の目をじっと見てしまうと相手に「怖い」「気持ち悪い」などと思わせてしまい、嫌われてしまいます。
その為、ただ相手の目を見ればいいというわけではなく、相手の目の見方、目を合わせる時間、目を逸らすタイミングなどを理解する必要があります。
しかしながら、それらの要因は状況によって細かく異なってくる為、言語では説明も理解も難しく、実際に体験しなければ理解することができません。
そこで、「ひたすらトライアルアンドエラーを繰り返してより良い方法を模索する」か「講師に手本を見せてもらって学びながら実践練習する」のどちらかの方法で訓練する必要があります。
コミュニケーション改善方法
A.ひたすらトライアルアンドエラーを繰り返してより良い方法を模索する女性を相手にとにかく実践してみて相手に嫌な反応をされることで間違っていることに気付いたらそこを修正して再度トライしていく メリット:費用がゼロ デメリット:時間がかかる(約2年~3年)、やり方がわからないので心が折れやすい、女性に嫌われやすいので傷付きやすく心が折れやすい、手探りでは真の正解にたどり着くことはできないのでクオリティに限界がある(独学では10年練習しても50点が限界)
B.講師に手本を見せてもらって学びながら実践練習する講師に手本を見せてもらってマネし、間違っていたらその場で指摘してもらって修正する メリット:最速最短で身に付く(約3ヶ月~6ヶ月)、講師と一緒に練習するので続けられる、講師のフォローによって女性に嫌われにくいので傷付かない、本物のコミュニケーションが身に付く(70点以上を狙える) デメリット:費用がかかる(1回あたり約2~4万円) |
コミュニケーションができなければ恋愛はできません。
もしあなたが本気で彼女を作りたいのであれば、自力でもいいので必ずコミュニケーションを改善してください。
あなたがコミュニケーションを向上させるほど、たくさんの女性に好きになってもらえて、恋愛がとても楽しくなるでしょう。