恋愛における3つの段階 ~女性と仲良くなれない理由、女性と仲良くなる方法~

女性と仲良くなる方法

 

恋愛の仕組みで恋愛において女性は以下の3つの判断をするということを説明しました。

①敵 or 敵ではない & 仲間 or 仲間ではない
②子孫を残す相手(恋愛対象) or 子孫を残さない相手(恋愛対象外)
③子孫を一緒に育てていく相手(パートナー) or 別の男性を探す

 

今回はその3つの段階を詳しく解説したいと思います。

 

①敵 or 敵ではない & 仲間 or 仲間ではない

 

恋愛の仕組みで、人はまず最初に「出会った相手が敵か敵じゃない(もしくは仲間)かどうかの判断をしている」ということを説明しました。

つまり、出会った瞬間に「敵」だと思われるほど仲良くなりにくく、

「仲間」だと思われるほど仲良くなりやすくなるということです。

 

①敵or敵ではない(また仲間かどうかの判断) ⇒ 出会った男性が「仲間としての条件」に当てはまるかどうか

 

たとえば、動物は出会った動物が自分に対して身体を向けると「こちらに向かおうとする(攻撃する姿勢)=敵」と認識する為、

こちらが正面から近づいたり接したりしようとすると警戒する傾向があります。

一度試してみて頂きたいのですが、知り合いに目を合わせながら自分の方にまっすぐ向かってくるようにお願いしてみてください。

おそらく相手が自分に近付くにつれて緊張すると思います。

 

身近な例で言えば、立食パーティーや出会い系のイベント、ナンパなどのように初めて会った女性に声をかける際、

正面から話しかけると警戒されて上手くいきにくくなり、

逆に横並びや同じ方向を向きながら話しかけると打ち解けやすくなります。

 

「初めてのデートで食事をする際はテーブル席で向かい合うのではなくカウンターで横並びにした方が異性として好かれやすい」と紹介してあるものを見かけますが、

これも「仲間」として認識されることで仲良くなりやすくなるからです。

 

なお、横並びになることで仲良くなりやすいのはあくまで「仲間として」であり、

決して「子供を作る相手(オス)として」好かれやすいわけではないので注意しましょう。

(余談ですが、恋活アプリなどで知り合った場合、初対面の1軒目ではカウンター席ではなくテーブル席で正面に座ることが得策です。こうすることで価値の高さと緊張感を与えるのです)

 

他に仲間を示す要素としては、「意思の疎通」が挙げられます。

意思の疎通ができるほど「仲間(自分に近い存在)」だと感じられて、

意思の疎通ができないと「自分とは違う(遠い)存在。危険性を有する可能性がある為、警戒する必要がある」と感じます。

 

たとえば、虫とは仲良くなれるとは思えませんが、犬とは仲良くなれそうだと思えますよね。

これは「虫は何を考えているのかわからない」「犬ならなんとなく気持ちがわかるし、気持ちが伝わるかもしれない」と感じるからです。

 

もっと身近な例で言えば、同じ人間でも日本語を話せない外国人よりも日本語を話せる外国人の方が仲良くなれそうだと思いますよね?

前者は意思の疎通が難しい、後者は意思の疎通が簡単だからです。

 

さらに言えば、会話が噛み合わない人よりも会話の噛み合う人の方が仲良くなれそうですよね。

 

このように、相手とどれだけ意思の疎通ができるかどうかで無意識に相手が仲間であるかどうかを判断しているのです。

 

つまり、初対面の人と仲良くなる為には、

こちらが相手の理解できる言葉※を使うようにし、

相手の言っていることを真面目に聞いて言葉の意味を正確に理解し、

キチンとキャッチボールを行うようにすることが大切になります。

(※余談ですが、バックトラックというテクニックも本質は「仲間であることを示す」になります)

 

 

仲間としての条件はいくつかあるのですが、最も大切なものに「意識」が挙げられます。

相手が仲間意識を持っていると感じると仲間だと感じたり仲良くなれると感じ、

逆に敵対心を持っていると感じると危険だと感じて敬遠しようとしたり闘争しようとしたりします。

(一般的な心理学で「返報性の原理」と言われているものの本質はこれにあたります)

 

身近な例では、他人を手伝ったり協調性をみせたりすると他人と仲良くなりやすいですが、

それは同じ目的意識であることを示すからなのです。

 

そしてその最たる表現が「笑顔」です。

笑顔は仲間意識を明確に示している為、出会ってすぐに笑顔を見せることで相手と劇的に仲良くなりやすくなります。

実際に、出会った時に笑顔を見せてくれた人は男性でも女性でも関係なく「この人とは仲良くなれそうだ」と感じますよね。

笑顔には非常に強力な効果がある為、初対面の人には必ず笑顔を見せるようにしましょう。

 

「①敵 or 敵ではない & 仲間 or 仲間ではない」の段階で示すべき「仲間としての条件」はこちらを参照

 

 

②子孫を残す相手(恋愛対象) or 子孫を残さない相手(恋愛対象外)

 

仲間としての条件に当てはまることで相手に「この人は仲間」と認識されることができるようになれば性別を問わず誰とでも仲良くなることができるのですが、

これはあくまで「仲間」としてであり「異性」として好かれるわけではありません。

 

恋愛の仕組みで説明したように、

異性として好かれるということは「子孫を残したい相手」として認識されることであり、

たとえば女性と友達になれても男として好かれなかったり、好きな女友達に男として見てもらえなかったりするのは、

子孫を残したい相手だと思われていない=男としての価値が低いと思われているからです。

 

この男性と子孫を残したい(好き) = 女性自身の価値と同等以上の「オスとしての価値」があると確信できた男性

 

A○女性と仲良くなれる人 = 仲間としての条件に当てはまっている人
A×女性と仲良くなれない人 = 仲間としての条件に当てはまっていない人

B○女性に異性として見てもらえる人 = 男としての価値を認めてもらっている人
B×女性に異性として見てもらえない人 = 男としての価値が低いと思われている人

 

上図で言えば、「女性と仲良くなれるけれど異性として見てもらえない人」や「女友達に男として見てもらえない人」は、Aは○だけどBが×に当てはまっている人であり、異性として見てもらう為にはBが×ではなく○に当てはまる必要があります

 

②子孫を残す相手(恋愛対象)or子孫を残さない相手(恋愛対象外) ⇒ 男性に自分と同等以上の「男としての価値」があるかどうか

 

たとえば、男性が女性を見る時、「顔」や「胸」や「体型」や「服装」を見ていることには気付いていると思いますが、

実は無意識的に「骨格」「肌」「髪」「お腹」を見ていることには気付いていないのではないでしょうか?

 

男性は相手が本当に女性かどうかを見分ける為に無意識に骨格(特に頬、肩、手、腰など)を見ます。

これはニューハーフの人を見ればわかるかと思いますが、男性か女性かわからない時はその違いを見分けようとしてより注意深く見ようとします。

この「注意して見る」ということが自覚に繋がる為、特に注視する「顔」「胸」「体型」「服装」などを見ていることは自覚があり、また、意識的によく見ようとしたりするのですが、

「骨格」「肌」「髪」「お腹」などは一瞬しか見ない為、ほとんどの人は自覚がありません。

ですが、無意識的に必ず「骨格」「肌」「髪」「お腹」を見ています。

 

骨格は先ほど言ったように性別を見分ける材料の1つとしているのですが、

たとえば肌は健康状態や若さを確認していて、これはセグロカモメの卵で言うところの「斑点」に相当するのですが、

肌にシワや余計な模様(ホクロ、アザなど)や凹凸(ニキビ、クレーターなど)があると健康状態が悪いと感じて敬遠する要素になります。

リアルな例として、最近の写真加工アプリで可愛く見えるのは「肌が綺麗に見える」ということも大きな理由の1つであり、シワやシミ(模様)を消して少し明るいトーンにすることで肌が綺麗に見え、魅力的だと錯覚しやすくなるのです。

髪も同じく健康状態や遺伝子の質を表していて、たとえば後ろ姿を見た時に髪の毛がサラサラで綺麗だとそれだけで美人の気がしますよね。

お腹(クビレ)は妊娠しているかどうかを見分けています。

その為、男性は無意識的に「肌と髪が綺麗で、クビレのある女性」を好むのです。

 

こういった無意識の判別が女性にも備わっています。

その1つが筋肉です。

女性は筋肉のある男性を好みます。

「ゴリマッチョは気持ち悪い」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、それはウソです。(正確にはウソではなく言葉足らず)

女性は本能レベルではゴリマッチョ大好きです。

その女性がこれまでの人生経験でゴリマッチョで嫌な思いをしたことがあれば嫌う可能性もありますが、基本的には女性はゴリマッチョ大好きです。

 

ではなぜ、「ゴリマッチョは気持ち悪い」と言う女性がいるのでしょうか?

実は、ゴリマッチョが気持ち悪いのではなくて、ゴリマッチョをアピールしてくる男性が気持ち悪いのです。

たとえば、これ見よがしにタンクトップを着たり、すぐに裸になろうとしたり、やたらと胸筋を動かして見せたり…

そんな露骨なアピールをする精神状態を気持ち悪いと言っているのです。

これはマッチョに限らずどんなことにでも言えることですが、自慢は高確率で嫌われる原因になるためしないように気をつけましょう。

 

話を戻し、ゴリマッチョは好かれます。

なぜなら、本能に「優秀なオスの条件」として刻み込まれているからです。

(補足として、ゴリマッチョじゃなくてもモテることは可能です。マッチョはあくまで単一的価値であり、逆の立場で言えば「爆乳」と同じです)

 

マッチョに限らず、こういった「本能に刻み込まれている優秀な男の条件」を1つでも多く満たすほど、

それに気付いた女性はあなたのことを魅力的だと感じる為、

あとは「たわいもない普通の会話」をするだけで好かれることができます。

 

実例として世の中の美女と付き合っている男性たちを見てみてほしいのですが、

その男性たち全員が特別な恋愛テクニックを持っていそうでしょうか?

会話がめちゃくちゃ上手そうでしょうか?

そんなことないですよね。

むしろ美女と付き合っている男性のほとんどが恋愛テクニックもトーク力も持っていないです。

恋愛を学んだことすらないでしょう。

なぜなら恋愛においてテクニックなんて必要ないからです。

 

「優秀な男の条件を満たす」

ただそれだけで、女性はあなたのことを魅力的に感じるようになります。

これは間違いありません。

 

ただし、誤解のないように1つだけ言っておくことがあります。

それは、優秀な男の条件を満たすことで好かれるようになるのは「女性」にであり、「特定の女性」に好かれる方法ではないということです。

たとえば、男性は例外なく美女が好きですが、美女の定義は人それぞれ違いますよね。

それと同じで、女性も人によって好みが異なります。

そこで、補足として「あの子」に好かれる方法も簡単に説明しておきます。

 

結論から言えば、相手の好みの傾向を把握して自分に関連付けることで好かれやすくなります。

たとえば、韓流が好きな女性に好かれたいのであれば、自分が韓流の要素(髪型、服装、体型など)を取り入れることで好かれやすくなります。

たとえば、ラーメンが好きな女性に好かれたいのであれば、その女性が知らなくて美味しいラーメン屋さんに連れて行くことで好かれやすくなります。

こういったことを1つしたからと言って劇的に好かれるわけではありませんが、こういったことを積み重ねることでどんどんと好かれるようになるのです。

 

「②子孫を残す相手(恋愛対象) or 子孫を残さない相手(恋愛対象外)」の段階で示すべき「男としての価値」はこちらを参照

 

 

③子孫を一緒に育てていく相手(パートナー) or 別の男性を探す

 

男としての価値を認識してもらうことで「この人の能力を子供に継がせたい」と思わせることができても、

「この男は一緒に育ててくれなさそうだから、子供を作ると困ってしまう」と思われてしまえば、女性は離れて行ってしまいます。

そこで、「この人となら子供を育てていくことができる」と思ってもらう為に、女性に男としての価値を認識してもらえたら、次は夫としての条件に当てはまっていると認識してもらうことが大切になります。

 

③子孫を一緒に育てていく相手(パートナー)or別の男性を探す ⇒ 男性が「夫としての条件」に当てはまるかどうか

 

たとえば、女性は「優しい人が好き」と言うのを聞いたことがあると思います。

けれど、実際に優しくしてみても全く好かれなかったりしましたよね?

それは優しくする段階を間違えていたからです。

優しさは「夫としての条件」になる為、相手がこちらにオスとしての魅力を感じていない段階、

たとえば出会ってすぐに優しくすると、「もう夫になった気でいる勘違い男=気持ち悪い」と思われて恋愛対象から外されてしまいます。

だから優しくしても好かれるどころかむしろ嫌われる原因になってしまったりします。

 

補足として、こちらの男としての価値を認識した後であれば効果を発揮するので、出会ってすぐにこちらのことを価値が高いと認識すれば出会ってすぐに優しくすることは有効になります。

たとえば好きな芸能人から優しくされるとコロッといきますが、それはその芸能人のことをすでに価値が高いと認識しているからです。

好きでも興味もない男性から必要以上に優しくされると「何か思惑がある=下心=気持ち悪い」と感じます。

恋愛を成功させる為には、まずはこちらを男として魅力的だと感じてもらうことが大切なのです。

 

余談ですが、女性がよく言う「こんな男性が好き」は夫としての条件を表していることが多いです。

たとえば「優しい」「一途」「自分だけを見てくれる」「連絡がマメ」などです。

これらは「好きになった男性にはこうあってほしい」という意味であり、興味のない男性にされても嬉しくないどころか、むしろ気持ち悪いと感じます。

これを知ると「女性はわがままだ!」と感じるかもしれませんが、そうではなく、人間は全員がわがままであり、

たとえば男性も女性に対して「優しくて献身的でエロい子がいい」と考えますが、興味のない小太りのおばちゃんにやたら優しくされてエロいことをされようとしても気持ち悪いと感じますよね。

このように、人間は誰もが自分にとって都合の良いことを考えるものですが、問題はそれを自分の感覚的に他人に伝える=説明の一部が省略されているため、他人の感覚的な発言を鵜呑みにすることは危険ということです。

恋愛を成功させる為には、相手がこちらの男としての価値を認識するまでは不必要に優しくしたりせず、まずは「男としての価値」を示すようにしましょう。

 

 

「③子孫を一緒に育てていく相手(パートナー) or 別の男性を探す」の段階で示すべき「夫としての条件」はこちらを参照