デートの行き先
「デートについて」でデートの要点を説明しましたが、
実は、女性とデートらしいデートをしなくても恋愛することは可能です。
実際に、半数以上のカップルは付き合うまでにデートらしいデートをしたことがありません。
それではどうやって恋愛しているのかと言うと、
ただ会って話しただけです。
「会って話す」
この積み重ねが、関係性を深めるのです。
これは恋愛の核心とも言えることなので、必ず覚えておいてください。

会って話す際の3つのポイント
「会って話す」にあたって大きなポイントが3つあります。
それは「どこで会うか?」「何を話すか?」「どうやって話すか?」です。
「どこで会うか?」
場所の意味や価値がそのままあなたにプラスされる為、どこで会うか?は非常に重要です。
この講座では「どこで会うか?」について詳しく説明していきます。
「何を話すか?」
これは会話の内容を指します。
他人と仲良くなる、他人と心の距離を縮める為には、距離の近い話をする必要があります。
核心的な話をすれば、「仲良くなるから深い話ができる」ではなく、「深い話をするから仲良くなる」です。
これは大昔の人間の生活スタイルに由来しているのですが、詳しく説明するとそれだけで終わってしまうので詳しくは別の機会に説明します。
この「深い話をするから仲良くなる」も恋愛を成功させる上で非常に大きなポイントとなるので必ず覚えておいてください。
「どうやって話すか?」
これは会話の仕方を指します。
たとえば、会話の際の相手との距離や姿勢、目線や表情など、ノンバーバル(非言語情報)のことです。
恋愛をするにあたって非常に重要な要素になるのですが、恋愛が苦手な人はこれがめちゃくちゃ下手です。
相手との距離が遠すぎたり、近すぎたり、落ち着きが無かったり、相手の目をキチンと見れなかったり…
これを習得することができれば一気に恋愛を上達させることができるのですが、ノンバーバルは独学で習得することができないので、指導を受けたくない人はこの要素は捨てて、他の要素を高めることに専念しましょう。

会う場所について
人間の脳は同時に得た情報を関連付ける性質があります。
わかりやすく言えば、あなたが女性と会う際にオシャレなカフェで会えば、女性の中のあなたのイメージにオシャレが加わるということです。
オシャレな場所で会う ⇒ あなたのイメージにオシャレさが加わる
また、会っている時に美味しいと感じさせれば、あなたのイメージに美味しいが加わります。
一緒に居る時に美味しいと感じる ⇒ あなたのイメージに美味しい(楽しい)が加わる
(人間に対して味覚は使わない為、「美味しい」のイメージは直接関連付けされず、「美味しい」を感じた際に感じている「楽しい」という感覚が関連付けされる)
自分の力だけで女性にプラスの感情を与えられない場合、
たとえば楽しいトークができないとか、女性をドキドキワクワクさせられないのであれば、
この「場所の持つ力」を利用することが有効です。
もしあなたの男としての魅力が低くても、「場所の力」をフル活用すれば女性にとても好かれやすくなります。
その為、女性と会う際はなんらかのプラスの要素を持つ場所で会うことが非常に大切です。
・オシャレ ・すごい ・楽しい ・面白い ・ドキドキする ・ワクワクする ・美味しい ・良い匂い |
これらの要素を持つ場所で会い、一緒に居る時にこれらの要素を感じさせることで、その要素があなたのイメージにプラスされます。
そしてこれを繰り返すことで、こちらがどんどんと良いイメージになり、こちらのことを好きになりやすくなるのです。

余談:恋愛の継続
恋愛を続けていく、付き合いを続けていくためには、嘘をつかない(事実と虚像の差を広げすぎない)ということが非常に重要であり、あまり背伸びをして自分の価値以上の場所に連れて行ってしまうと、初めは場所の力で上手くっても、いずれは背伸びをしていたことが伝わってしまい、「嘘をつかれた=この先も嘘をつく可能性がある=付き合っていけない」と思われて結局は嫌われることになってしまいます。たとえば、恋愛が下手な人に限って高級レストランとか高級ホテルに連れて行こうとしますが、身の丈に合っていなければ、仮に運良くワンナイトできたとしても付き合い続けることはできません。(ワンナイトでいいと思っている男性もいますが、女性に継続して好かれないという結末がコンプレックス(女性に対する劣等感と征服欲)をより強めてしまう原因となるので、その考え方ややり口はしないほうが賢明です)
スポット
場所の持つ力はそれぞれ異なる為、女性と会った時は複数の場所に移動して複数の感覚を与えることが非常に有効となります。
女性と会った際は必ず移動して複数の場所に連れて行く |
自力でプラスを与えることができる、たとえばコミュニケーションだけで盛り上げることができるのであれば、場所にはそこまでこだわる必要はありませんが、
自力でプラスを与えることができない、たとえばコミュニケーションにそこまで自信がないのであれば、
この場所の持つ力を利用できるかどうかで、その恋愛が成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。
たとえば、居酒屋に行ったけれどあまり盛り上がらなかったので、もう少しお酒を飲ませたいと思ってバーに行ったけれどやっぱり盛り上がらずに解散したとか、
夜景を観に行っていい感じになったけれどホテルに誘うのは早いと思って解散しようとしたけれど相手がもう少し一緒に居たいと言ったので近くのカフェに行ったら盛り下がってしまって次に繋がらなくなってしまったとか、
こういった失敗をするのは場所の選別を間違えているからです。
前者の場合は居酒屋のチョイスもバーのチョイスも間違えていて、
後者の場合は夜景はよかったけれど2軒目に行くかどうかの判断やカフェのチョイスを間違えたのです。
(後者の場合は2軒目に行かずに解散することも有効だが、より良いカフェに連れていけていたら関係性をさらに深めることができた)
特にダメになりやすいパターンが「場面で決める(近くの適当なお店に入る)」です。
これで成功させることができるのは、よほど高いコミュ力を持った男性のみで、恋愛初心者は必ずと言っていいほど失敗します。
失敗しやすい理由は大きく2つあり、
1つは自分が初めて行くお店で「アウェイ効果」が働いてしまったということが挙げられます。
(なお、予約しているかどうかは全く関係ない。予約はしているということに効果があり、していなくてもスムーズに移動できれば問題はない。問題なのは予約をしていないことでお店に入れず、行き先に困ってしまうと言う状況)
そしてもう1つは場所自体があまりよくなかったからです。
その為、事前に良い場所を調べておき、そこに何度か足を運んで慣れておくことが非常に重要になります。
女性と会う際に必ず使うカテゴリの「使える場所」は必ず押さえておきましょう。
・カフェ
・レストラン
・バル
・居酒屋
・バー
・夜景
・アミューズメント施設
上記それぞれの良い場所を各3か所ぐらいは探しておきましょう。
お店の探し方は主に
・街を歩いて見つける
・ネットや雑誌で調べる
・友人や知人に聞く
などがありますが、どの方法で知ったせよ、そのお店が本当に良いかどうかはわからないので、
必ず1度は事前に入ってみるようにしましょう。
そしてお店の雰囲気や料理が良かったら、それを自分のスポットリストに加えましょう。

スポットルーティーン
一般人で恋愛が上手い人は、たくさんの女性と会い、色々な場所に行き、その中から特に成功率が高いパターンを見つけ、それを多用していることが多いです。
この特定のパターンを利用することをルーティーンと言い、決まった場所をハシゴする方法をスポットルーティーンと言います。
この仕組みを理解し構築すれば、恋愛初心者でもたくさんの時間をかけることなく、成功率の高いパターンを作り出すことができます。
その方法を今からあなたに伝授しますね。
方法はとても簡単で、女性と会う際に行くべき場所を理解し、その場所をあなたの地元で探すだけです。
(先ほど調べてもらった各スポットもスポットルーティーンの候補と言えます)
ここでは恋愛初心者がマネできる基本のスポットルーティーンを紹介します。
基本のスポットルーティーンの一例 1回目: 1軒目:レストラン① ⇒ 2軒目:バー② ⇒ 解散 2回目: 1軒目:テーマパークA③ ⇒ 2軒目:レストラン④ ⇒ 解散 3回目: 1軒目:カフェ⑤ ⇒ 2軒目:テーマパークB⑥ ⇒ 3軒目:レストラン⑦ ⇒ 4軒目:夜景⑧(告白) |
1回目のデート
レストラン①
このスポットルーティーンはどんな出会い方でも応用が利くように、まずはディナーを始点としています。
一番最初の場所があなたのイメージの土台となるので、一番最初に連れて行くこのレストランの外観や内装、料理などは非常に重要です。
あなたの与えたいイメージにあったレストランを探しましょう。
たとえば、真面目で落ち着いた感じなら和食系、フレンドリーで陽気な感じならスペインバル系、オシャレで独特な感じなら創作系などです。
特に思いつかない場合は美味しくてオシャレなイタリアンのお店がオススメです。
バー②
初めて会った日にバー?と感じるかもしれませんが、下心を出さない場合、バーは非常に有効になります。
ただし、ここでのバーはしっぽりするような落ち着いたショットバーではなく、「オシャレ系」もしくは「アミューズメント系」のバーになります。
オシャレ系:カフェのようなバー、水族館のようなバー、プラネタリウムのようなバーなど
アミューズメント系:ダーツができるバー、ゲームができるバーなど
2回目のデート
テーマパークA③
2回目に会う時は、午前中は予定があるから昼から会おうと約束し、1時~2時くらいに集合してテーマパークを目指します。
こうすることで、一日に会っている時間を長くしすぎないように調整します。(詳しい説明は省きますが、恋愛初心者はあまり長い時間会っているとだらけやすくなりイメージが悪化しやすいので時間を調整する為、昼から会うのには暇人だと思われないようにする為、自分から昼からと提案することで好意が伝わり過ぎないようにする為など、恋愛初心者の為の意味が他にもたくさんあります)
テーマパークは、①自分が1回以上行った場所で、②相手が行きやすい場所で、③相手が楽しめる場所であればどこでもいいのですが、相手が1回も行ったことが無い場所だとさらに効果的です。
①自分が1回以上行ったことがある場所:慣れている場所ほど良いプレゼンができる ②相手が行きやすい場所:あまりに遠い場所だと2人の関係性に合わない労力で違和感を与えてしまったり、怖いと感じさせてしまうので、集合場所は相手の家から20分以内くらい、テーマパークまではそこから30分以内くらいがベター ③相手が楽しめる場所:自分のプレゼン能力、相手の性格や好みを考慮して相手が楽しめそうな場所にすること |
この「自分が1度は行ったことがある」というところが非常に重要なポイントなのですが(ホーム効果)、もし最近来たことを相手に知られると「別の女性と来た?」と疑われる恐れがあるので、先手を打って「ひさしぶりに来た~」と言って、もし「いつくらいに来たの?」と聞かれたら「去年だから…1年ちょい前くらいかな?」と言っておきましょう。(嘘にならないように調整できたらベスト)
テーマパークは、遊園地、動物園、水族館、植物園、大型公園(アトラクションがあるところがベター)、博物館系(紅茶、お菓子など相手の好きなものや興味のあるもの)、村系・里系(映画村、ドイツ村、ナバナの里など)、牧場系・丘系、大型施設系など色々とあるので、地元近くのテーマパークを一度調べてみましょう。
念を押しますが、テーマパークであればどこでもいいわけではありません。
必ず「自分が与えたいイメージ」と「相手の好み」を考慮しましょう。
レストラン④
この2回目のレストランであなたの食のイメージが決まるので、あまり高すぎず安過ぎない、チェーンではなく少しこじゃれたお店がオススメです。
なお、テーマパークで盛り上がってテーマパーク内でご飯を食べてもいいのですが、「連れて行ってあげたい場所がある」と言ってそこに行くことで、相手の好感を得つつ場所を変える効果も得ることができます。
ここでこちらの嬉しかった思い出を話したり、相手の小さい頃の話を聞いて共感を示したりして心の距離を縮めましょう。
前回はこの後にバーに行きましたが、今回は相手が名残惜しいと感じるように少し早めに別れます。
レストランで十分な食事と会話の時間を作って心の距離を縮めたら、「そろそろ行こうか」と言ってレストランから出て、「今日はすごく楽しかったよ。ありがとう。○○のこともたくさん知れてよかった」と言って解散の雰囲気を出し、解散に誘導します。
相手が名残惜しそうにしてもこちらは名残惜しそうにせずに「気を付けて帰ってね」と言ってサッと別れましょう。
このあたりはあなたのスタイルに合わせてほしいのですが、あえて「またね」とだけ言って相手の気持ちを探るパターンや、「次はさっき話してた映画観に行こうよ」などと言って次回会う約束をとりつけてから別れるパターン、「帰ったら連絡して」と言って当日中に勝負を決めるパターンもあります。(当日決めると言ってもこの日に付き合うわけではなく、お互いの気持ちを明確にすることで次に会った時に付き合いを確定させる)
3回目のデート
カフェ⑤
3回目に会った時は少しオシャレなカフェで軽くランチをしましょう。
これは昼ご飯から一緒に行動するというところに意味があります。
なお、ランチするお店ですが、
もしあなたのスタイルが武骨で男らしい感じなら、下町の食堂のようなお店かつ行きつけでおばちゃんと仲良しのお店をチョイスするのが望ましく、
もしあなたのスタイルが物知りで頼れるお兄さんという感じなら、あまり知られていない隠れた名店的なお店をチョイスするのが望ましいなど、
あなたのスタイルに合わせた行き先をチョイスすることが大切ですが、全てのスタイルを説明すると本題からそれてしまいますので、
ここではあなたのスタイルを「コジャレあか抜けたお兄さん」、相手は「おとなしめで性格の良い美女」を想定し、チョイスはオシャレなカフェとしています。
テーマパークB⑥
2回目のテーマパークは1回目のテーマパークとはジャンルを変えましょう。
たとえば、1回目に水族館に行ったなら2回目は遊園地にするとか、1回目に博物館系に行ったなら2回目は大型公園系や動物園にするなどです。
この際のポイントは、テーマパーク2回のうち最低でも必ず片方は屋外にすること(楽しませられるなら両方屋外でもOK)と、前述のように相手の好みを考慮することです。
※相手が屋内の方が好きであれば両方屋内でもかまいませんが、「屋外」というロケーションで活動的・活発的な姿を見せることで男としての魅力を感じさせることができます。
レストラン⑦
この後に告白が控えているので、ここも少しオシャレなお店がオススメです。
ここまでにある程度関係性を深めておくことが重要となりますが、もし決め手に欠ける場合はこのタイミングで心の距離を深めておく必要があります。
夜景⑧
相手がこちらのことを完全に好きになっていれば、よほど変な場所でない限りは告白のOKをもらうことができるのですが、
相手がこちらを完全に好きになっていなくても、雰囲気が良ければOKをもらえる確率を高めることができます。
セッ○スができなければ付き合う意味がないと考える男性もいますが、そのように考える男性は恋愛に向いておらず、もし本当に相手のことが好きなのであれば、相手がこちらを完全には好きになっていなくともまずはこの方法で付き合い、付き合う中でこちらの魅力をアピールしていって完全に好かれるようになると良いでしょう。
理想 : 相手の好きが100% ⇒ 告白すれば付き合える
現実的な手段 : 相手の好きが50% ⇒ 雰囲気の良い流れでとにかく付き合ってもらい、付き合う中で相手の好きを100%にしていく
夜景の場所ですが、夜景が綺麗な場所で、かつ人目が気にならない場所であればどこでもかまいません。
また、自分でそういった雰囲気にもっていくのが苦手なのであれば、展望台やイルミネーションなどカップルの多い場所に連れて行くことも効果的です。

花見、祭り、花火などの季節イベント系(ただし、プールや海など相手が水着になる場所は付き合うまでは行かない方が無難)
カラオケ(20代以降の女性には「なんでカラオケ?」と思われてしまう恐れがある。相手が10代かつこちらの歌唱力が高い場合はOK)
USJ、TDR(コミュ力が低い場合、恋愛が浅い段階で待ち時間が長いものに並ぶとつまらないと思わせてしまう恐れがある。コミュ力が高い場合や恋愛がある程度固まっている場合はOK)
補足説明他にもコスパを重視した街中だけで完結する方法や、田舎なら景色の良い場所を利用する方法、都会ならクラブを利用する方法などもありますが、ここでは誰もが使えて素敵な恋愛のきっかけになる方法を紹介しています。 また、相手はおとなしめで性格の良い美女を想定しています。 自分のことを安く見積もっている自信の無い女性や、逆に自分のことを高く見積もっている腹黒い女性とは付き合っても上手くは行かない為、ここで紹介したポイントはこれらの女性は想定していなので、そういった女性と付き合いたい場合はそういった女性に刺さる場所をチョイスする必要があります。 たとえば、前者なら2人きりで安心できる場所、後者なら自分の知り合いがたくさんいて自分が一番になれる場所などです。 |