レイルの恋愛指導を受けた49歳の男性はどうなったのか?

 

カズ講師
カズ講師

レイルの生徒は10代から60代と非常に幅が広いのですが、今回は49歳の田辺さんに彼女ができるまでのいきさつを紹介したいと思います。

田辺さんのストーリーを知れば、彼女を作ることに見た目や能力は関係ないということをご理解して頂けると思います。

 

※今回、ストーリーを載せることを承諾してくださった田辺さんには改めて感謝申し上げます。

 

田辺さんはアラフィフ、(写真は髪を黒染めしているのでわかりにくいですが)全体的に薄毛で頭のてっぺんはハゲていて、目が悪くコンタクトレンズが使えないので眼鏡、他人と上手く話せないコミュ障、仕事をやめてしまい指導に申し込まれた時は無職でした。

スペックだけ見れば恋愛の底辺とも言える田辺さんですが、そんな彼がなぜ彼女を作ってしかも結婚まですることができたのでしょうか?

今回はそんな田辺さんに彼女ができるまでのいきさつをご紹介したいと思います。

もしあなたが「自分にはできない…」「どうすればいいかわからない…」などと感じているなら是非、田辺さんのストーリーを知ってください。

あなたを成功へと導くヒントがたくさん散らばっているでしょう。

 

 

田辺さんとの出会い

ある日、一人の男性から恋愛指導の申し込みが入りました。

住んでいるところが兵庫県ということもあり、三ノ宮駅近くのにしむらコーヒーという喫茶店で面談することにしました。

面談の際に撮影した写真

 

初めてお会いした際の印象は「60代のおじさん」でした。

実年齢は49歳でしたが、見た目は60代のように老けていたからです。

おでこの両サイドはかなり禿げ上がって髪の毛は全体的に薄く、目は一重で半分しか開かず眠たそうに見え、昭和を彷彿とさせる大柄な眼鏡をかけていました。

鼻は低くて丸いだんご鼻、髭は白髪が混ざってまだらで、顔には深いシワがいくつもあり、頬の肉は緩んで口角は下がり、表情には覇気がありませんでした。

「私はこれまでに恋愛経験がほとんどありません。大学時代に一度だけ良い雰囲気になった女性がいたのですがその後どうしていいかわからず疎遠になってしまいました。女性とはそれ以降まともに会話していません。」

指導に申し込んで下さった理由をお聞きすると

「50歳を目前にしてこのままでは何もない人生で終わってしまうと感じて怖くなりました。このまま細々とつまらない毎日で人生が終わっていくくらいなら一度本気で行動してみようと思いました。」

と答えて下さいました。

私は「指導について希望はありますか?」と聞くと、

「美人の彼女を作りたいです。自分は理解力が悪いので赤ちゃんだと考えて指導してもらえるとありがたいです。費用よりも結果重視で考えていただけるとありがたいです。」

と仰ったので、私は「わかりました。いつまでにどうなりたいかというビジョンはありますか?それと、指導はどれくらいのペースで受けられますか?」と聞くと、

「今は無職なのでほとんど毎日空いていますので予定のない日は毎日でも大丈夫です。」

と言い、最後に

「もう50歳になりますのでご無理を言いますができるだけ早いとありがたいです。」

と言いました。

私は「わかりました。一緒に頑張っていきましょう!」と言って面談を終わりました。

 

※この時は前の仕事の貯金で生活しているということでしたが彼女ができた後に結婚を視野に入れて派遣会社に就職したそうです

 

 

田辺さんの経歴

指導のカリキュラムを決める為、まずは田辺さんにこれまでの経歴についてお伺いしました。

田辺さんは兵庫県の比較的都市部で生まれ育ちました。

両親は共に真面目で人付き合いがあまり上手くなく、30代後半の頃にお見合いで結婚したそうです。

両親の仲は良くも悪くもなかったそうですが、田辺さんが幼いころから共働きで家にいる時間が少なく、家族間での会話はほとんどなかったそうです。

また、彼は一人っ子で兄弟はおらず、人と会話する機会がほとんどなかったためコミュニケーションや人付き合いが苦手になってしまいました。

小中高大と学生時代はほとんど1人で過ごしたそうですが、大学で同じ研究をしていた女性と会話しているうちに仲良くなり、プライベートで映画を2回ほど見に行ったそうですがそれ以上の進展はなく、また、その女性以外の女性とはこれまでに一度も接点を持つことがなかったそうです。

大学を卒業し大手の会社に入ったものの良い人間関係を構築することができずに会社で浮いていたため1人で黙々と作業をする系の仕事に転職。

朝起きて仕事へ行き、特に楽しくもない単調な作業を一日中行い、仕事が終わったら家に帰ってきてテレビを見て寝る。

楽しみと言えるような趣味もなく給料のほとんどは貯金して質素な生活。

そんな日々を十数年ほど続けたけれど両親を自分で介護する必要ができたため仕事を辞めてしまったそうです。

その両親も数年で他界し、それからは何もする気が起きずにいたそうなのですが、テレビや街中などで綺麗な女性を見る度に「綺麗な女性と触れ合いたい。これからこの先も一生独りで過ごし続けるなんて耐えられない」と感じ、「気持ちだけではダメだ。行動しよう」と思って指導に申し込んでくれたそうです。

美人な彼女が欲しいということだったので、美人の彼女を作ることを目標に指導を行うことにしました。

 

 

指導のカリキュラム

指導のカリキュラムは生徒の目標、現在の能力、女性の好みなどを考慮して決定します。

たとえば、すぐに落ち着きたい場合は好みの女性に特化した指導を行い、恋愛を楽しみたかったり人生でより美女を探していきたい場合は色んな女性に対応できるように地力を高める指導を行います。

田辺さんは年齢的に早く理想の彼女を作って落ち着きたいということだったので、田辺さんの個性を活かしつつも好みの女性に特化する指導を行っていくことにしました。

スタイルの方向性を決めるために田辺さんに女性の好みを聞くと、

「自分の好みはわからないけれどとにかく綺麗な女性がいいです」

と言うことでした。

これでは決めようがないため私は女性の系統を絞る為にいくつかの質問をすると田辺さんの好みが「見た目はギャルっぽいけれど中身は真面目な女性」だとわかったので、そんな女性に好かれることを目標として指導していくことになりました。

 

田辺さんが彼女を作れるようになるために改善すべきポイントはたくさんありました。

60代に見えるルックスの改善、苦手なコミュニケーションや会話の改善、今時の知識の取得、生活スタイルの改善…

特に、一般的な男性に比べてルックスやコミュ力に大きなハンデがあったため、このあたりには特に力を入れることにしました。

 

 

外見の改善

「外見について方向性の希望やこだわりはありますか?」と聞いたところ、

「自分ではどんな外見が良いのかがよくわからないのですが、前に別の恋愛コンサルを受けたことがあり、そこでは「髪は短髪の方が男らしく見える」「肌は日サロで焼いた方が男らしく見える」「服は白いシャツに黒いパンツのシンプルな方がいい」と教えてもらったのでそれを実践しています。ただ目の病気でコンタクトにすることが難しいので眼鏡をかけています。」

ということでした。

実は、世の中の恋愛のコンサルには「恋愛のことを本当に理解しているからこそできる、男性の性質や好みを考えて男性の良さを引き出すコンサル」と「恋愛を理解しておらず、メディアやSNSで人気があると言われているスタイルを無理矢理当てはめようとする自称コンサル」があります。

後者の場合、一昔前は「短髪、日焼け、シンプルな服装」が人気だと思われていて、現在は「ミディアム、色白、韓流っぽい服装」が若者に流行っていると思われているため、コンサルタントが古い人間なら「短髪、日焼け、シンプルな服装」にしようとし、コンサルが新しい人間なら「ミディアム、色白、韓流っぽい服装」にしようとするため、

田辺さんを見た瞬間に「古いタイプの自称コンサルを受けたんだろうな」ということには一目で気付いていました。

私は「言われたことをキチンと実践されているのは素晴らしいです!ですが全部間違えているので変えていきましょう」と言って正しい改善方法を教えることにしました。

 

これをお読みのあなたには本当のことを教えますが、外見の改善に「髪形はこれが正解、服装はこれが正解」のような一律の正解はありません。

なぜなら「その男性の持つ特徴」や「その男性のターゲット(女性)の好み」によって最適なスタイルは異なるからです。

これは冷静に考えれば当たり前の話ですが、たとえば最近は若者に韓流が人気があると言われていますが、若い女性の全員が韓流を好きなわけではありませんし、全ての男性が韓流を似合うわけではありません。

女性によってそれぞれ好みは異なりますし、男性によって似合う髪形や服装は異なります。

なので特定のスタイルに当てはめればモテるというわけではないのです。

(もしあなたが恋愛コンサルを選ぶなら「特定のスタイルに当てはめようとするコンサル」は避け、必ずあなたの特徴やターゲットの好みを考慮して提案してくれるコンサルを選ぶようにしましょう)

 

私は彼の特徴や女性の好みから「髪型は短すぎず長すぎない」「肌や服装は明るく紳士的な雰囲気」というスタイルが好まれやすいと推測※し、髪型はミディアムに、服装はフォーマル寄りだけど硬すぎない感じの服装を提案しました。

※プロが行っている女性の好みの推測の方法については「恋愛における服装の重要性」の「服装によるモテ効果」で少し触れています。

彼は「私は自分で応用を考えることが苦手なので、カズ先生の思う通りにやって頂けませんか?」と言ったので、外見の改善は私が主動で行うことになりました。

 

ちなみに、レイルでは生徒の希望に合わせて「能動的指導」と「受動的指導」の2種類の指導を行っています。

「能動的指導」とは「自由に恋愛できる」ということを目標に、生徒が状況に合わせて自分で考えて行動できる力を身に着けさせるための指導で、

「受動的指導」とは「自然に恋愛できる」ということを目標に、生徒が脳死で好みの女性に好かれるように、こちらが外見からコミュニケーションに至るまで生徒にセットしていく指導方法であり、

たとえば服装で言うと、前者の場合は「生徒が自分で服装を考えたり買い物できるようになる」ようにまずはファッションや買い物の知識を講義し、次に生徒にコーデを考えてもらったり買い物をしてもらって講師はそれを添削していくことでファッションを身に付けていきますが、後者の場合は「生徒がコーデを3~4パターンほど覚えるだけ」で、講師が生徒に似合う服を選んで生徒はそれを買ってデートの際に着るだけになります。

 

彼は自分で考えて行動するということが苦手だと感じていたため、後者の方法を希望しました。

彼が若ければ私は前者の方法をオススメするのですが、年齢的にも後者の方法のほうが効率が良いと思ったのでその方向で指導していくことにしました。

 

髪型に関しては私がイメージする髪形にカットできるくらい伸ばす必要があった為、先に服装を改善することにしました。

一緒に神戸の服屋を回り、田辺さんに似合いそうな服を選び、田辺さんに試着して頂きました。

本人の好みや予算もあるため「私が勧める物を全部買う必要はありません。良いと思ったものだけ購入してくださいね」と言うと、田辺さんは「よほど高価なものでなければ大丈夫です」と言って勧めたものを一通り買い揃えていました。

その他にも田辺さんに似合う眼鏡を買いに行ったり、眉毛を整えたり、肌を綺麗にしたりして外見の改善を終えました。

外見改善後に神戸で撮った写真

 

コミュニケーションの改善

外見の改善は私が行うので完全な受け身でも大丈夫なのですが、コミュニケーションを身に付けるとなればそうはいきません。

ここが彼にとって最も大きな壁となりました。

 

コミュニケーションの指導の仕方は生徒によって異なり、基礎から教える場合もあればいきなり実戦形式で練習していく場合もあるのですが、田辺さんの場合は「基礎を覚えて自分で応用する」ということが苦手だったため、ターゲットに好かれるスタイルを身体で覚えられるようにこちらが用意した女性と3人で個室で練習を行うことにしました。

まずは田辺さんの現状を知るために、「(この女性と)適当に会話してください」と言って私は黙りました。

辺りがシーンと静まり返ると、田辺さんは女性と会話しようと一瞬目を合わせましたが、すぐに少し俯き、次第に身体が小刻みに震え始めました。

それから20秒ほど経ち、小さな声で

「あっ、頭が真っ白になってしまい、何を話せばいいのかわかりません…。」

と言いました。

私は会話内容ではなく女性と対峙した際の反応を確認したかっただけなので「大丈夫ですよ。何を話すのかを見ているのではなく、女性と相対した時にどういう挙動を行うかを見ているので。」と言いました。

実は、会話において最も重要なのは内容ではなく女性に対する態度や反応であり、それを改善するためには「現在どのような状態か=これまでの人生でどのような態度や反応が身に付いてしまっているのか」を確認する必要がありました。

田辺さんはこれまでに女性と会話することがなかったために、女性と面と向かって会話する空気になると緊張のあまり身体がこわばって何も考えられなくなってしまうようでした。

そこで、まずは女性と面と向かっても緊張しないようにする訓練から始めました。

何度も何度も訓練を重ね、ようやく慣れてきたので、次にコミュニケーションと会話の訓練を始めました。

まずは私が女性と接して手本を見せ、それを真似する、ということを繰り返しました。

しかし、これまでの人生で人と接してこなかったためコミュニケーションの感覚がわからなかっておらず、私の手本の真似も上手く行うことができませんでした。

それでも「表情が少し硬いです。歯に力が入って口角が下がっています。口角を上げるように頬に優しく力を入れて表情をもう少し柔らかくしましょう」「この時に頭が少し傾いていると不自然に見えるので頭を起こしましょう」などと細かい指摘を入れることで徐々に改善されていきました。

何度も繰り返すことでようやく態度が改善されたのですが、会話はまだ上手く組み立てることができませんでした。

実は、付き合うまでの会話はそれほど重要ではなく、ある程度決まった質問や内容で適当にやりくりすれば付き合うところまでもっていくことはできるのですが、付き合ってからは長い時間を共に過ごすため決まった質問や内容では到底もたないので、基本的な会話ができるようになっておく必要があります。

田辺さんのゴールは「セッ○ス」ではなく「結婚」だったため、基本的な会話ができるようになることが目標だったので、会話の練習には特に力を入れることにしました。

最初は場面に合わせた話題を出したり質問をしてその会話を広げ、その話題が行き詰まったら別の話題を展開する、という流れをまずは私が手本を見せ、次に田辺さんに真似をしてもらいました。

コミュニケーションと違って会話は理解しやすかったのか、私の真似がスムーズにできていたのですが、いざ自分で新しい話題を考えるとなると何も思い浮かばなくなってしまいました。

「何を話せばいいのかすぐにわからなくなってしまいます」

私は場面における話題作りの仕方を丁寧に解説し、さらに練習の際に見れる簡単な話題の作り方シートを作って田辺さんに渡しました。

田辺さんはそれを見ながら会話の練習をすることで、拙いながらも徐々に自分で会話できるようになりました。

 

 

出会い

ようやくある程度コミュニケーションが改善されたので、次は実際に彼女を作る為に出会いを増やしていくことにしました。

 

出会いを作る方法もコミュニケーションの指導と同じように生徒一人一人に合わせた方法を教えていきます。

田辺さんの場合は年齢が高いことや住んでいるところが比較的都会だったことなどを考慮して、「高齢でも出会えるマッチングアプリ」「合コン」「飲み会」などを主に行っていくことにしました。

田辺さんはできるだけこちらに任せたいとのことでしたので、これらの出会いも私が主動で行っていくことになりました。

マッチングアプリではこちらが写真を撮り、自己紹介を考え、アプリに登録し、プロフィールを作りました。

さすがにメッセージからは本人に行ってもらう必要があるため、田辺さんには自分の好みの女性にいいねをしてもらったり、マッチした女性とメッセージのやりとりをしてもらい、私がメッセージの添削をしてメッセージの精度を高めつつも女性と会う約束へと誘導していきました。

私の感覚では2週間くらいで何人かマッチして1ヶ月以内に5人くらいと会えればいいなと思っていた※のですが、使用を開始してから2日目に27歳、3日目に31歳の女性とマッチし、そこからすぐに2人とも会うことが決まったので急いでデートの指導を行うことにしました。

※異性と出会えるかどうかはアプリのプロフィールのクオリティの高さも重要ですが、不確定要素にも大きく左右されます。たとえば、自分好みの女性がその時にアプリにいるかどうかはわかりませんし、こちらを好みの女性がその時にどれくらいいるかどうかはわからないからです。

(デートの指導については次の章で説明します)

結論から言えば、31歳の女性は2回目に繋がらなかったのですが、27歳の女性の方はアプリのプロフィールの時点でかなり気に入ってくれていたようで向こうから2回目会いたいと言ってくれて、2回目に会った時には女性の方から「交際しますか?」と提案してもらったそうなのですが、ルックスがあまり好みではなかったことや性格がちょっとメンヘラ気質だったことなどから交際は見送ることになりました。

 

マッチングアプリで年下と知り合うのは限界があるため、合コンや飲み会で女性と出会う方法も指導していきました。

合コンや飲み会は生徒の希望に合わせて「美女だけの合コンや飲み会を開催して有利になる方法」や「美女の多い合コンや飲み会に参加して他の男性とも仲良くなりながらターゲットもゲットする方法」などを解説し、実践を繰り返して習得していくのですが、

田辺さんは「自分で開催することも参加することも難しいと思うので、別料金を払うのでカズ先生にお任せできませんか?」と言ったので、私が主催で定期的に合コンを開くことにしました。

私が主催の合コンには私も田辺さんの知人のフリをして参加し、合コンでは田辺さんをサポートし、合コンが終わった後には合コンの立ち回りに対する添削とアドバイスを行いました。

5回目くらいで知り合った見た目ギャル系の真面目な女性と仲良くなることができ、後日2人で食事に行くことになりました。

 

 

デート訓練

アプリで女性と会うことが決まったので、当日までにデートの指導を行うことになりました。

 

デート指導は本来は1日のデートのしかたを教えるのですが、田辺さんがいきなり全部を覚えるのは難しいことやアプリで知り合った女性と会うことなども考慮してまずはカフェで1時間半~2時間程度会って解散する流れを覚えてもらうことにしました。

この流れは比較的単純だったのですぐに覚えることができ、その後にアプリでマッチした女性との会話も最低限度はできたようでした。

 

2人の女性と会った後、合コンで知りあった女性と後日2人で食事に行くことになった為、このタイミングで1日のデートのしかたを教えることにしました。

「絶対に失敗したくない(この女性と仲良くなりたい)」ということだったので、今回は特別に当日の行き先やデートの流れを私が企画することになり、デートの立ち回りを覚える為に女性を交えて3人でデートの訓練を行いました。

若い生徒の場合は1日の訓練で何となくコツを掴むのですが、田辺さんの場合は1回ではわからないとのことだったので訓練を3日行いました。

田辺さんは「まだ不安なので予行演習してもいいですか?」と言うので、私は「わかりました」と言ってさらに予行演習を行うことにしました。(普段は予行演習までは行いません)

訓練の女性とは別の女性を用意し、その女性と予行演習を行いました。

私はそれを少し離れたところでチェックし、悪い部分は指摘して修正していきました。

予行演習を終えた後「まだ不安ですが頑張ります」と言ったので「どうしても困ったことがあれば当日こっそりとトイレに行って私に電話してください」と言い、デート訓練を終えました。

 

 

結果

1回目のデートは成功し、また会うことになりました。

2回目のデートもどうしていいかわからないということだったので2回目のデートも私が企画したのですが、いつまでも私が行うわけにもいかないので3回目は私がサポートしながらも自分で考えてもらうことにしました。

「自分で考えたデートで嫌われてしまったらどうしよう…」

と不安そうでしたが、実際にはそれも上手くいき、また会うことになりました。

そうしてデートが繰り返され、7回目に女性の方から「どういうつもりで会ってるんですか?」と聞かれ、田辺さんが「好きだからです」と答えると女性に「付き合いますか?」と言われて「はい」と答え、付き合うことができたそうです。

 

性格的な相性が良かったようでその後も順調に交際を継続し、その後結婚することになったという報告が届きました。

田辺さんは最後に「本当にありがとうございました。全てカズ先生のおかげです」と言ってくださったので、私は「田辺さんが前向きに行動した結果ですよ。これからの人生をふたりで楽しんでくださいね」とお伝えしました。

 

 

行動することの大切さ

今ご覧いただいたように、田辺さんはアラフィフ、全体的に薄毛で頭のてっぺんはハゲていて、目が悪くコンタクトレンズが使えないので眼鏡、他人と上手く話せないコミュ障、仕事をやめてしまい指導に申し込まれた時は無職の、まさに「恋愛の底辺」とも言える状態でした。

そんな田辺さんが彼女を作ることができたのは真面目に「行動」したからです。

 

私はあなたに断言します。

恋愛ができない、彼女が作れない人なんて存在しません。

50代や60代でも、不細工でも、チビでも、ハゲていても、太っていても、五体不満足でも、無職でも、童貞でも、

恋愛をすることはできます。

 

だからあなたにも必ずできます。

 

カズ講師
カズ講師

自分を信じて、前向きに頑張ってください。

 

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