「あざとくて何が悪いの?」の男性の行動の正解は?

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「あざとくて何が悪いの?」のあざと連ドラ第4弾『君があざとくて何が悪いの?』を見て、

「こういう時はどうすればいいんだ?」と疑問に思った男性も多いと思います。

そこで今回は男性側の良い対応例や言動例を解説したいと思います。

 

この解説は実際のドラマを見ながら読むことで理解が深まるので、TverやTELASAでドラマを視聴しながら読むことがオススメです。

 

 

あざとくて何が悪いの?について

 

「あざとくて何が悪いの?」は南海キャンディーズの山里亮太さん、田中みな実さん、弘中綾香さんがMCを務める「あざとさ」について語る朝日テレビのバラエティ番組です。

あざとくて何が悪いの?/テレビ朝日

 

2021年1月から番組内の連続ドラマ「あざと連ドラ」が始まったのですが、これがとても面白いし恋愛が苦手な男性には勉強にもなるので見てない人は是非見てみてください。

今ならTverで過去の回も放送していますよ。

 

 

あざと連ドラ第4弾「君があざとくて何が悪いの?」について

あざとくて何が悪いの/テレビ朝日

 

「水沢林太郎」さんが演じる『青山晴翔』

あざとくて何が悪いの?/テレビ朝日

 

「FANTASTICS from EXILE TRIBE」の「中島颯太」さんが演じる『吉野祐太郎』

あざとくて何が悪いの?/テレビ朝日

 

「西垣匠」さんが演じる『前田英治』

あざとくて何が悪いの?/テレビ朝日

 

の男性3人が異なるタイプのあざと女子に翻弄される全8回の連続ドラマです。

特に、主役となる「青山晴翔(ハルト)」と様々な女性とのやりとりが見どころで、恋愛が苦手な男性と今どきの女性が見事に表現されています。

 

その第一回はハルトが合コンに参加した際に同い年の女性「アズサ」に出会い、積極的に接する態度に翻弄される物語です。

あざとくて何が悪いの?/テレビ朝日

 

そのアズサの言動とその意味、ハルトの言動の正解例を解説していきたいと思います。

 

 

性格の重要性について

 

アズサとハルトの言動を解説する前に性格の重要性について解説しておきます。

なぜなら「人の行動は性格がベースになっている」からです。

 

これは恋愛においても非常に重要なポイントで、相手の言動の意味や効果的な対応を予測する為にも相手の性格を把握、理解することはとても大切です。

たとえば、アズサは積極的な性格をしている為、言動が人より積極的だったり距離感の近い言動を行いやすいのですが、そういった言動が「好意があるから」ではなく「そういう性格だから」ということを理解しておかなければ、「積極的なのは自分に気があるからかも?」などと勘違いし、先走った言動を行って嫌われてしまう可能性があります。

逆に、相手の性格をキチンと理解しておけば適切な距離感で接することができ、恋愛を成功させやすくすることが可能になります。

 

※あざと連ドラのアズサやハルトは架空のキャラクターであり、ドラマ中の言動は台本であるため、実際にはありえない言動であったり性格に則していない言動を行っている場面がありますが、大筋は実際に存在しうる言動であるため、ここでは実際にありえると仮定して解説していきます

 

 

アズサの言動の意味とはハルトの言動の正解例

 

アズサ:ドラマ内のアズサの発言
ハルト:ドラマ内のハルトの発言
正解A:ハルト本来の性格でできる回答の良い例
正解B:性格を変えることができるならこういう回答もある例

 

アズサ「私たち多分同い年だよね?」「さっき自己紹介聞いてて気づいたんだけど」

アズサのこの発言はこちらに興味があるからではなく、場の空気を良くする為に隣の人との会話をするきっかけとして「私たち多分同い年だよね?」と言い、何故そう思ったのかの理由として「さっき自己紹介聞いてて気づいたんだけど」と補足していると考えられます。

 

ハルト「あ~、確かにそうかも」「佐藤さんも98年生まれ?」

先ほどアズサは「佐藤アズサです。アズサでもアズでも好きな方で呼んでください」と言っているので、ここで「佐藤さん」と言ってしまうと心の壁を作ることになってしまいます。

こちらが上級者で後の立ち回りの布石としてわざとであればいいですが、そうでない場合は悪手になる為、基本的には「アズサ」か「アズ」と呼ぶようにしましょう。

正解A「あ~、たぶんそうだね。ってことはアズサも98年生まれ?」

 

アズサ「そうだけど、佐藤さんって硬いからやめて」

この会ではみんなとフランクに接したいという気持ちからこう発言したと考えられます。

 

ハルト「あぁ…うん、えっと…」「じゃ、何て呼んだらいいかな?」

先ほどアズサは「佐藤アズサです。アズサでもアズでも好きな方で呼んでください」と言っている為、こう言ってしまうと「話を聞いていなかった」ということを示唆してしまいますので、ここでは「それじゃアズサって呼ぶね」などと言うことがベターです。

ここでは一歩進んで会話を広げる例を紹介します。

正解A「わかった。アズサは飲み物何頼んだの?」

 

アズサ「アズとかアズサってさっき言ったじゃん!!」「聞いてなかったな~?」

言ったことを聞いていない男性に対して前向きにもう一度言ってくれる女性はまずいませんが、仮にいるとすればめちゃくちゃ性格の良い女性だと考えられます。

 

ハルト「うん、えっと…」「じゃあ…、アズサさんで」

話を聞いていないということは低価値を示してしまうため、女性の話は必ず覚えておくようにしましょう。

ここではすでに聞いていなかったことを示唆してしまっている為、素直に謝ることが得策です。

正解A「ごめん、ちょっと仕事のこと考えてて聞いてなかったよ。それじゃアズサって呼ぶね」

正解B「そういえば言ってたね。食べ物に夢中で全然聞いてなかったわ笑」

 

アズサ「え、何それ」「選択肢の中で1番距離感あるやつじゃん」

男性にここまで距離を取られると普通は「わかった」と飲み込んで一定の距離を置くか、仮にこちらに興味がある(+この女性の性格)なら「ハルトくんは人と仲良くなることが苦手なの?」などと聞いてくる可能性が高いのでこの発言はあまり考えられないですが、この発言をするとすればよほどフレンドリーかつ前向きな性格であると考えられます。

 

正解A「まだ知り合ったばかりだし、まずはアズサさんで」

正解B「もっと近い方がいいってこと?」

 

アズサ「じゃあ、この会が終わるまでにアズって呼ばれるまで頑張っちゃおうかな」

どれだけフレンドリーかつ前向きでもこの女性の性格から考えて基本的にはこの発言はありえません。

もしこの発言をする女性がいるとすれば、自分の承認欲求を満たすためにこちらの好意を得たい小悪魔タイプの女性になります。

一応、こう言われた場合の返事の正解例も紹介します。

正解A「アズってめっちゃフレンドリーなんだね」

正解B「そんなに俺と仲良くなりたいんだ?笑」

 

ハルト(あれ?これって可能性あるって事なんだっけ?)(やっべぇわかんないぞ。実戦から離れすぎた)

当たり前の話ですが「可能性がある=魅力がある」であり、ここまでにこちら(ハルト)から魅力を感じる場面がない(示している要素が外見しかない=好きになる可能性があるとすれば外見だけ)ので、可能性はありません。

好かれたいのであればコミュニケーションや会話、その場での立ち回りなどで好かれる要素を提示する必要があります。

 

アズサ「あっ」「晴翔さんはどんなお仕事してるんですか?」

ハルトの反応が悪かったから少し距離を置いた方がいい=敬語に変えた方がいいと感じつつも、話題を変えて場の空気を良くしようとしています。

ハルトのここまでの対応で敬語に変わってしまった=距離を置く意識になってしまったので、現実ではかなりのマイナスになります。

 

ハルト「一応デザインやってる」

せっかくの質問=自分が語れるチャンスなので、このような短文の発言ではなく、せめてわかりやすく丁寧に返事をすることが大切です。

正解A「菜箸とかヘラとか色んなキッチン用品のデザインやってるよ」

正解B「菜箸とかヘラとか色んなキッチン用品のデザインやってるよ。もしかしたらアズのお母さんが使ってるキッチン用品、俺がデザインしたものかもね?」

 

アズサ「デザインとかセンスないとできないでしょ?」「え、カッコイイ!!」

これはハルトをかっこいいと言っているわけではなく、仕事や職業に対して「かっこいい」と言っていると考えられます。

 

ハルト「いやいやいやいやいや…」「そんな大したことないって」

時には謙遜も必要ですが、卑屈になってしまっては魅力がなくなってしまいます。

正解A「ありがとう。でも勉強したらみんなできるようになるよ」

正解B「まぁね~。俺ってセンスの塊みたいなところがあるって近所のおばちゃんも言ってたしね」

 

アズサ「ってことは、ハルトくんがデザインした商品を私が使っている可能性があるってことでしょ?」

 

ハルト「あー、でもそんなに有名じゃないからな」

上記と同じくネガティブなことばかり言えば相手は嫌な気持ちになってしまいます。

相手の言葉を否定する場合は最後に前向きな言葉を付け足すと良い印象になります。

正解A「そんなに有名じゃないからその可能性は低いけど、もし使ってたら嬉しいな」

正解B「その可能性はあるね。ってかアズサって料理するんだ?笑」

 

アズサ「えっ、どんなの作ってるの?」

 

ハルト「えっと、シリコンの菜箸ってわかる?」

ここも先ほどと同じくせっかくの質問=自分が語れるチャンスなので、丁寧に返事しましょう。

正解A「シリコン製の菜箸とかヘラとかなんだけどわかる?」

正解B「シリコンの菜箸とか、シリコンの菜箸とか、シリコンの菜箸とかだよ」

 

アズサ「えーっ、すごい!」

 

ハルト「いやいや、そんなことないっすよ」

これは場(先輩)に対する返事になる為、場(先輩)に対する返事の正解例を紹介します。

正解A「ありがとうございます。でもそれは先輩方の指導のおかげですよ。いつもありがとうございます」

 

アズサ「スゴい!!」「いいね」

 

アズサ「スゴいね!!」「後でちゃんと教えて!!買うから」

 

ハルト「ありがとう」「あの、サンプルとかいっぱいあるから良ければ」

この発言自体は悪くありませんが、さらに良い回答例も紹介しておきます。

正解A「わかった。それじゃライン交換しとこうよ。キッチン用品でわからないことあったら教えるし」

正解B「めちゃくちゃ高いよ?笑」

 

アズサ「あっいや、これは買わなきゃ失礼でしょ!!」「ちゃんと自分のお金で買って、それで使ってみたい!!」

これは建前で言っている可能性があるので、建前だったとしても大丈夫な回答をしてあげることが有効です。

正解A「偉いね。それじゃアズサの仕事も教えてよ。俺も貢献するし」

正解B「偉いね。でも知り合った記念に俺のやつもらってほしいな」

 

ハルト(ん?これやっぱ俺に多少気あるだろ)(まだ俺も現役でいけるなこりゃ!!)

気はありません(笑)

 

アズサ「あっ、次何飲む?」

 

ハルト「あー、えっと…」「さっきと同じので」

「さっきと同じので」はアズサからしてみればわからない可能性があるのでよくない回答です。

正解A「どうしようかな…。アズサのオススメは?」

正解B「うーん…どうしよっかな。アズサは何にするの?テキーラのピッチャー?」

 

アズサ「あっ、塩レモンサワーだよね?」

この発言から、アズサは周りをよく観察していることが窺えます。

つまり、こちらが周りにさりげない気遣いをしても気づいてくれて良いと思ってくれる可能性が高いということです。

 

ハルト「あっうん、ありがとう」

正解A「よく覚えてるね。アズサって人のことよく見てるよね」

正解B「よく覚えてるね?あ~、俺のこと狙ってるでしょ?笑」

 

ハルト「スゴいな」

 

アズサ「えっ?」「あっ、キモかった?」「気になっちゃって」

ハルトの「スゴいな」の発言に対するこの対応から、人の目を気にするタイプだということがわかります。

こういうタイプは細かいところを褒めてあげると良いでしょう。

正解A「そんなことないよ。気にしてくれてありがとね。ってかアズサってめっちゃ気使えるよね。さっきもさりげなくお皿下げてくれてたし、先輩がこぼしたサラダ片付けてくれてたし」

正解B「いや、めちゃくちゃ気使えるなと思って。仕事は接客業とか?」

 

アズサ「あっ、すみませーん!」「あっ、塩レモンサワー2つください」

この時に溜まっている空になったグラスやお皿などを下げてもらうと気を使えると感じさせられる可能性があります。

正解A「すみません、あとこれ下げてもらえますか?」

 

アズサ「美味しそうだったから私も塩レモンいっちゃった!!」

 

ハルト「塩レモン美味いもんね」

ハルトの塩レモンサワーを見ていて美味しそうと言った可能性もゼロではないですが、ドリンクを見て美味しそうと言う可能性は低く、飲んだことがある場合は「私も飲みたくなったから」と言う可能性が高いので、「美味しそう=まだ飲んだことがない」という可能性が高いということが推測できます。

なのでここは「美味しいよね」ではなく「美味しいよ」が正解です。

正解A「美味しいよ。でも赤ワインも美味しいよね」

正解B「センスいいじゃん。あ、俺がね?笑」

 

アズサ「あ、私飲んでないからわかんないんだけど」

少しキツめの言い方をしている時点でハルトに全く好意がないことが窺えます。

 

ハルト「あーそっかそっか」

ハルトは受動的な返事が多く、これだと女性から好かれることは難しいです。

相手に対して返事をする場合でも「あーそっか」「わかった」などで終わらせるのではなく、そこからもう一言付け加えて話を広げるようにしましょう。

正解A「それじゃ初塩レモンってこと?これからの選択肢が増えたね」

正解B「それじゃ今日がアズサの初塩レモン記念日だね」

 

 

まとめ

 

女性が積極的な態度だと男性は自分に気があると勘違いしがちですが、その積極性は「自分だけに向けてのもの=好意がある」のか「周りにも向けている=元来の性格」なのかを見極めることが大切です。

今回の場合もアズサがハルトに積極的なのは元来の性格から来るものであり、それがわからない男性陣は「あざといボタン」を押したり「可能性あるよ!」と言っていましたが、それがわかっていた田中みな実さんと弘中綾香さんはハルトが「あれ?これって可能性あるって事なんだっけ?」と言った時にも「あざといボタン」は押していませんでした。

あざとくて何が悪いの?/テレビ朝日

 

相手が自分に対して好意があるかどうかを見極めることは、恋愛初心者には少し難しいのですが、

恋愛を突き詰めれば、相手がこちらに好意があるかどうかを場面で細かく見極める必要はなく、それよりもこちらが「また会おうよ」と言った時にOKしてくれるくらいの好意を得られるだけの価値を示すことが大切です。

 

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